韓国の最新美容整形とは|美容外科医が分かりやすく解説
2025.09.25
美容大国として世界中から注目を集める韓国には、最先端の技術と高いコストパフォーマンスの美容整形を求めて日本からも多くの方が訪れています。年齢を重ねるごとに目立ってきたたるみやシワ、フェイスラインなどの悩みを「韓国の最新技術で改善したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、韓国の最新美容整形について、悩み別に分かりやすく解説していきます。韓国で整形を受ける際の注意点や日本との違いについても詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
韓国の美容整形が人気の理由

韓国では、常に新しい美容整形の技術やトレンドが生まれています。
最新の美容整形をご紹介する前に、韓国での施術が人気である理由について詳しく解説していきます。
最新の美容整形が受けられる
韓国が美容大国と呼ばれる理由のひとつに、最新の美容整形が受けられる点が挙げられます。世界的に注目される最新の施術がどこよりも早く導入される傾向があり、美容医療のトレンドを牽引しています。
たとえば、高周波(超音波)を用いてたるみを改善する「ソフウェーブ」やコラーゲン生成を促す「ジュベルック」などは、日本では一部のクリニックでしか受けられません。
常に新しい美容法を試したい、トレンドを先取りして自分を磨きたいと考える美意識の高い方にとって、韓国は魅力的な環境だといえるでしょう。
美容整形のコストパフォーマンスが高い
韓国の美容整形が人気を集める大きな要因として、コストパフォーマンスの高さが挙げられます。一般的に、韓国での施術費用は日本に比べて安い傾向にあり、同じ内容の施術でも費用を抑えることが可能です。
この背景には、韓国の国民性が関係しています。美容整形に対してオープンで積極的な文化があるため、韓国国内の需要が常に高く、クリニック間の競争が活発です。その結果、価格の面でも競争が起こり、高品質な施術をリーズナブルな価格で提供するクリニックが増えています。
こうした環境により、費用を抑えながら満足度の高い施術を希望する方から、韓国での美容整形は根強い支持を得ているのです。
クリニックの選択肢が多い
韓国の首都ソウルには、特に多くの美容整形クリニックが集中しており、選択肢の多さは世界でもトップクラスです。そのため、予算・希望する施術内容・医師の専門性など、自分のニーズに合わせて最適なクリニックを選べる環境が整っています。
また、多くのクリニックが豊富な症例数を持っているため、理想に近い仕上がりを実現してくれる医師に出会える可能性も高まります。
近年では外国人観光客の増加にともない、日本語や英語に対応する通訳サービスを完備している韓国のクリニックも増えてきました。言葉の壁を心配することなくカウンセリングや施術を受けられる体制が整いつつある点も、韓国の美容整形が人気である理由のひとつだといえるしょう。
韓国の美容整形のトレンド

近年の韓国における美容整形のトレンドは、「ナチュラルさ」がキーワードとなっています。
一目で整形したとわかる大きな変化よりも、元からそうであったかのような自然で洗練された美しさが求められるようになりました。この流れは、韓国の芸能人やインフルエンサーたちの影響も大きいといわれています。
具体的には、自分自身の顔立ちや骨格を活かしながら、気になる部分を整えることで垢抜けた印象をつくりだす美容整形が人気です。パーツごとではなく顔全体のバランスを重視し、上品で調和の取れた仕上がりを目指す傾向が高まっています。
【たるみ・小顔】韓国の最新美容整形6選

韓国の美容整形でも、年齢とともに気になりはじめたフェイスラインのたるみや、ぼやけてきた輪郭にアプローチする施術が注目されています。
ここでは、メスでの切開をともなわない手軽な施術から本格的な外科手術まで、理想の小顔と若々しい印象を目指す韓国の最新美容整形をご紹介します。
ソフウェーブ
ソフウェーブは、高周波(超音波)エネルギーを肌の真皮層へ集中的に照射し、コラーゲンの再構築を促すことでリフトアップと肌質の改善を目指す韓国で人気の美容整形です。
メスを使わない「切らないリフトアップ」として注目されており、皮膚の表面を傷つけないためダウンタイムが短いのが特徴です。施術後すぐにメイクも可能で日常生活への影響が少ないため、忙しい女性でも気軽に受けることができます。
ただし、施術中は肌の奥にチクチクとした痛みや熱を感じることがあります。また、効果を持続させるためには一度だけではなく、定期的な施術が必要です。
ボルニューマ
ボルニューマは、高周波(RF)エネルギーを利用して真皮層や脂肪層に熱を加え、肌の引き締めとコラーゲン生成を促進するリフトアップ施術です。たるみやシワの改善に効果が期待でき、最新のタイトニング施術のひとつだとされています。
ハイフ(HIFU)が超音波で深い層へアプローチするのに対し、ボルニューマは高周波で広範囲にわたって熱を与えるのが特徴です。そのため、ハイフが得意とする筋膜からの引き上げとは異なり、脂肪層の引き締めや肌表面のハリ感アップに適しています。
また、施術中もハイフの骨に響くような痛みはなく、じんわりとした熱感を感じる程度で痛みが非常に少ないとされています。切開リフトを受けた後、エイジングを予防してフェイスラインを維持したいという方にもおすすめの美容整形です。
ポテンツァ
ポテンツァは、マイクロニードル(極細針)を皮膚に刺し、針先から高周波(RF)を照射することで肌の内側からコラーゲンやエラスチンの生成を促す施術です。
創傷治癒効果と熱エネルギーによる引き締め効果を同時に得られるため、たるみ・小じわ・ニキビ跡・毛穴の開きなど、幅広い肌悩みにアプローチできます。
ただし、施術後には赤みや腫れがでることがあり、完全に回復するまでには1週間程度のダウンタイムを要する場合があります。
また、より高い効果を得るためには、4週間ごとに3~5回程度の施術を継続する必要がある点にも注意しましょう。
Vライン輪郭形成
Vライン輪郭形成は、エラ削り・頬骨縮小・顎形成など複数の施術を組み合わせ、フェイスラインをシャープなV字型に整える韓国で人気の美容整形です。
韓国では人気の高い小顔整形で、顔全体の印象をすっきりとさせ、若々しく洗練されたイメージをつくりだせます。単に骨を削るだけではなく、顔全体のバランスをみながら施術をおこなうため、横顔のラインやフェイスラインのもたつきにも効果があります。
骨格レベルで変化を実感できる一方、ダウンタイムが長く身体への負担も大きい施術です。そのため、技術力が高く経験豊富な医師を選び、しっかりとカウンセリングを受けたうえで施術を受けることが重要です。
エラ削り
エラ削りは、顔の横幅を大きく見せる原因となる「張りだしたエラの骨」を削り、滑らかなフェイスラインを形成する美容整形です。
口のなかからアプローチするため、顔の表面に傷跡が残る心配がありません。単に骨を切るだけではなく、骨の厚みを調整したり、不自然な段差ができないようていねいに削ったりすることで自然な輪郭に仕上げます。
頬骨縮小術
頬骨縮小術では、横に張りだしたり前方に突出したりしている頬骨を内側に移動させて固定し、顔の幅そのものを狭くします。
横幅が狭くなることで顔の余白が減り、より小顔で立体的な印象になります。また、頬骨縮小術により顔全体のバランスが整い、目鼻立ちが引き立つ効果にも期待できます。
Vライン輪郭形成においては、エラや顎だけではなく、頬骨も同時に整えることでより自然な卵型の輪郭に近づけることができます。
顎先形成
顎先形成は、顎の形や位置を調整して理想的なフェイスラインをつくる美容整形です。顎が短い・後退している・長すぎるといった悩みを解消できます。
おもな施術方法として、シリコンプロテーゼを挿入して高さをだす方法、自分の骨を切って前にだす「オトガイ形成術」、ヒアルロン酸や脂肪を注入して形を整える方法などがあります。
鼻先と顎先を結んだEラインを整えることで横顔のシルエットが美しくなり、洗練された印象の輪郭をつくりだすことができます。
Vライン糸リフト
Vライン糸リフトは、メスを使わずに特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪を引き上げることでシャープなVラインの輪郭に整える施術です。
「切らない輪郭形成」とも呼ばれており、骨切り手術に抵抗がある方やダウンタイムを短くしたい方におすすめの施術です。
また、挿入した糸が吸収される過程でコラーゲンの生成が促進されるため、肌のハリや弾力アップなどの効果も期待できるのが魅力です。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射では、薬剤を気になる部分に直接注入して脂肪細胞の排出を促します。メスでの切開をともなわずに部分痩せが目指せるため、顔の脂肪を減らしたい方に人気があります。
韓国では、SNSや口コミで話題の「ポッキ注射」や「CAT注射」など独自の配合の薬剤が人気です。二重あごやフェイスラインのもたつき、笑ったときに気になる頬の脂肪などをすっきりとさせ、シャープな印象を目指せます。
ダウンタイムが短く気軽に受けやすい美容整形ですが、施術後は注入部位にむくみや腫れ、内出血などが数日から1週間ほど続くことがあります。
インモード
インモードは、高周波(RF)エネルギーを利用したリフトアップ治療機器で、フェイスラインの引き締めに効果が期待できます。
施術中の痛みが少なくダウンタイムもほとんどないため、手軽に受けられることが魅力です。1回の施術でも効果を実感しやすく、顔にメスをいれることなく小顔を目指したい方におすすめの美容整形です。
【小ジワ・ハリ】韓国の最新美容整形3選

年齢を重ねるごとに、肌のハリ不足や乾燥による小ジワが気になりはじめたという方も多いのではないでしょうか。韓国では、肌の内側からコラーゲンの生成を促し、根本的な肌質改善を目指す美容整形が人気を集めています。
ここでは、小ジワやハリに効果のある美容整形のなかから最新の施術を3つご紹介します。
ジュベルック
ジュベルックは、「ポリ乳酸(PDLLA)」を主成分とした、コラーゲン生成促進剤です。肌に直接注入し、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことで肌の内側からハリや弾力アップを図ります。
ヒアルロン酸のように物理的にボリュームをだすのではなく、肌組織そのものを再構築させるため、自然な仕上がりが期待できます。効果は数週間から数か月かけてゆっくりとあらわれますが、一度生成されたコラーゲンは長期間持続するのが特徴です。
ただし、成分は1〜2年ほどで体内に吸収されていくため、効果を維持するためには定期的な施術が必要です。
リジュラン注射
リジュラン注射は、サーモン由来成分の「ポリヌクレオチド(PN)」を注入する美容整形です。ポリヌクレオチドが皮膚の線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
乾燥による小じわやキメの乱れ、くすみの改善などに効果があり、健康的な肌を目指すことができます。さらに、皮膚が薄く年齢サインがあらわれやすい目元や、首筋にも使用できるのが大きなメリットです。
施術直後は、注入部位に赤みや小さな膨らみがでることがありますが、通常は数時間から1日程度で自然に落ち着きます。
スキンバイブ
スキンバイブは、肌の浅い層(真皮層)に柔らかいテクスチャーのヒアルロン酸を細かく注入する施術です。「次世代リジュラン」として韓国で注目を集めており、肌の内側から水分量を高めて潤いとツヤを与える効果があります。肌が内側から潤うことで、乾燥による小じわが目立ちにくくなり、滑らかで弾むようなハリ感が生まれます。
スキンバイブは幅広い肌悩みにアプローチできるため、総合的な肌質の底上げを目指す方におすすめです。施術後すぐに効果があらわれるわけではなく、1か月後から徐々に実感できるようになります。
【目元】韓国の最新美容整形3選

目は顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。韓国では、より華やかで印象的な目元をつくる美容整形の人気が高まっています。
ここでは、韓国でも定番の二重整形から、より個性的で魅力的な目元をつくる最新の美容整形まで、3つの施術をご紹介します。
二重整形
二重整形は「埋没法」と「切開法」が一般的な施術ですが、韓国では「自然癒着法」が人気を集めています。自然癒着法では、まぶたに小さな穴を開け、皮膚と筋肉の自然な癒着を促すことで生まれつきのような二重ラインを形成します。
埋没法に比べて二重の持続力が高く、長期間きれいな仕上がりを維持できます。また、切開法のようにメスを入れる必要もありません。これまでの二重整形のいいとこ取りができるため、韓国で人気になっています。
キャットアイ整形
キャットアイ整形は、その名のとおり「猫の目」のように目尻がキュッと上がったシャープで魅力的な目元をつくる美容整形です。
施術では、目尻の外側を切開して靭帯を骨膜に固定し、目尻の位置を斜め上方向に引き上げます。これにより、切れ長でクールな印象の目元をつくることができます。K-POPアイドルや海外セレブのような、華やかな雰囲気を目指す方に人気があります。
カントプラ
カントプラは、目尻の皮膚を切開し、目の横幅を物理的に広げて目を大きく見せる施術の名称です。一般的に「目尻切開」として知られています。
目の横幅が広がることで、「目が大きい」という印象を与えることができます。また、目尻の位置を調整してつり目を改善したり、左右の目の大きさを揃えたり、顔全体のバランスを整えるために受ける方も多いようです。
ナチュラルさを残しながら、大きな目をつくりたい方におすすめの美容整形といえるでしょう。
【鼻】韓国の最新美容整形

顔の中心に位置する鼻は、顔全体のバランスと立体感を決定づける重要なパーツです。韓国の鼻整形は、単に高さをだすだけではなく、顔全体の調和を考えて自然な美しさを追求する傾向があります。
韓国式鼻整形
韓国では、自然で違和感のない「ナチュラルノーズ」が人気を集めています。ただ鼻を高くするのではなく、額から鼻筋・鼻先へと続くラインが柔らかいカーブを描くようにデザインするのが特徴です。
顔の骨格やパーツとのバランスを緻密に計算し、美しく見える高さや角度を導きだします。プロテーゼなどの人工物だけではなく、自分の軟骨を使用することで、より自然でうつくしい鼻をつくりだせます。
低鼻形成術
低鼻形成術は、鼻筋が低い平坦な鼻を高く整えるための美容整形です。シリコンやゴアテックスなど、医療用プロテーゼを鼻筋に挿入する方法が主流ですが、自然な仕上がりを求める場合には自分の肋軟骨や筋膜などを使用することもあります。
低鼻形成術により顔全体に立体感が生まれ、シャープで知的な印象になります。特に、美しい横顔の条件とされるEラインを整えるうえで効果的な施術だといえます。
鼻骨骨削り術
鼻骨骨削り術は、鼻筋の中央部分がこぶのように盛り上がっている状態を改善する施術です。専用の器具でていねいに削ったり、切り取ったりすることで鼻のラインを滑らかに整えます。
ゴツゴツとした印象を与えがちな鼻筋をすっきりと優しいラインに変えることで、上品で洗練されたイメージに仕上がります。
鼻尖形成術
鼻尖形成術は、丸く大きい鼻を改善してシャープに整えるためにおこなわれます。鼻先の余分な脂肪組織を除去したり、左右に広がっている鼻翼軟骨を中央に寄せて縫合したりすることで鼻先を細く高くします。
必要に応じて、耳の軟骨などを移植して高さをだす場合もあります。鼻先がすっきりすると、鼻全体の輪郭がはっきりと際立ち洗練された印象になります。
鼻中隔延長術
鼻中隔延長術は鼻の長さが短い、または鼻先が上を向いている状態を改善する美容整形です。鼻の内部にある鼻中隔軟骨の先端に、耳や肋骨から採取した軟骨を移植して柱を立て、鼻先を下方向や前方に伸ばします。
これにより、鼻の長さを理想的なバランスに整え、上向きだった鼻の穴を目立ちにくくします。鼻先の角度や高さを自在に調整できるため、よりデザイン性の高い鼻形成が可能です。
韓国で美容整形を受けるときの注意点

最新の技術やトレンドに惹かれて韓国での美容整形を検討する方も多いようですが、海外で施術を受ける際には以下の点に注意しましょう。
- 渡航費用も含めて検討する必要がある
- 通訳を挟むと細かいニュアンスが伝わらない
- アフターフォローを受けるのが難しい
ここからは、以上の注意点について詳しく解説していきます。
メリットだけではなく、デメリットやリスクもしっかりと理解したうえで韓国での美容整形を検討してください。
渡航費用も含めて検討する必要がある
韓国での美容整形費用を検討する際は、渡航費用も考慮する必要があります。施術料金だけをみると日本より韓国のほうが安い場合がありますが、施術を受けるための費用には、以下のような項目も含まれます。
- 往復の航空券代
- 現地での交通費
- 現地での宿泊費
- 食費
また、抜糸や経過観察などで複数回の通院が必要な場合、その都度韓国へ渡航するか長期間滞在しなければならないため、費用はさらに膨らみます。
結果的に、日本で施術を受けるのと変わらなかったり、それ以上の費用がかかったりするケースも少なくありません。目先の施術料金の安さだけで判断するのではなく、渡航にかかる金銭的・時間的・体力的なコストもすべて含めて比較することが重要です。
通訳を挟むと細かいニュアンスが伝わらない
韓国のクリニックでは、日本人向けに通訳サービスを用意しているところが増えています。しかし、コミュニケーションに壁が生じる可能性はゼロではありません。
美容整形では、ミリ単位の調整や「もう少しだけ自然な感じに」など、細かなニュアンスを伝えることが仕上がりの満足度に影響します。そのため、通訳を介すると医師に希望が100%伝わらないというリスクがともないます。
意思の疎通がうまくいかないと、「思っていた仕上がりと違う」と後悔する可能性が高くなります。理想の仕上がりを伝える症例写真を多く用意したり、事前に通訳者と十分に打ち合わせをしたりするなど、イメージの共有を徹底する工夫が必要です。
アフターフォローを受けるのが難しい
韓国での美容整形は、アフターフォローを受けるのが難しいという点も考慮しておく必要があります。
韓国で施術を受けた場合、帰国後に腫れや痛み・感染などのトラブルが発生しても、すぐにクリニックで診てもらうことはできません。電話やメールで相談ができても、直接診察を受けられないという不安は大きいでしょう。
万が一、再施術や修正が必要になった場合には、高額な費用と時間をかけて韓国へ再渡航しなければなりません。
安心して韓国で美容整形を受けるためには、術後の経過観察期間を含めて長めに滞在するか、日本国内の提携クリニックでアフターフォローを受けられる体制が整っているかなどを事前に確認することが大切です。
韓国と日本の美容整形の違い

韓国での美容整形を検討するうえで、「日本の美容整形の違いを詳しく知りたい」という方も多いのではないでしょうか。韓国と日本の美容整形では、以下のような違いがあります。
- 仕上がりや美的センスの違い
- 費用やリスクに対する考え方の違い
- アフターケアや通院体制の違い
ここでは、韓国と日本の美容整形の違いについて詳しく解説していきます。
仕上がりや美的センスの違い
韓国と日本の美容整形における違いのひとつが、仕上がりに対する美的センスです。一般的に、韓国では顔全体のバランスを重視し、ナチュラルでありながらも華やかで洗練された仕上がりを目指す傾向があります。
一方、日本では周りの人に気づかれないような整形が人気です。顔のパーツをミリ単位で繊細に調整することで、元からある魅力を引きだすような仕上がりが理想とされています。
どちらが良いというわけではなく美意識の違いであるため、自分の理想とするイメージに近い症例が数多くあるクリニックを選ぶことが大切です。
費用やリスクに対する考え方の違い
韓国と日本では、美容整形に対する費用感やリスクへの考え方にも違いがあります。
韓国は施術費用が日本より安く、競争が激しいためコストパフォーマンスを重視する方が多いのが特徴です。また、多少のリスクやダウンタイムを許容する文化が根付いており、包帯やギプス姿で街を歩く方も珍しくありません。
一方、日本では施術費用が比較的高額なことから「失敗したくない」という意識が強く、費用に見合う安全性や仕上がりを優先する傾向があります。そのため、ダウンタイムが短く自然に見える施術が好まれ、整形に対して慎重な傾向があるのが特徴です。
アフターケアや通院体制の違い
アフターケアや通院のしやすさは、日本で美容整形を受ける大きなメリットです。韓国で施術を受けた場合、ダウンタイム中は現地に滞在するか、抜糸や経過観察のために再渡航が必要になることがあります。
一方、日本国内のクリニックであれば、施術後も同じ医師による一貫したフォローが受けられ、不安なことがあれば相談・診察してもらえる安心感があります。
長期的な満足度を考えるうえでも、アフターケアや通院体制は重要な比較ポイントであるといえるでしょう。
韓国の最新美容整形についてよくある質問

最後に、韓国の美容整形でよくある質問にお答えしていきます。
韓国で美容整形をするにはいくらかかる?
費用は美容整形の内容によって大きく異なりますが、全体的に韓国は日本より安い傾向にあります。たとえば、人気の二重整形の場合、韓国では10〜20万円前後、日本では20〜30万円前後が一般的です。
しかし、これはあくまで施術料金のみの比較です。実際には、航空券・宿泊費・現地での滞在費などが別途必要になるため、トータルの出費で見ると日本で受ける場合と大きく変わらない可能性もあります。
韓国の美容皮膚科は日本語に対応している?
外国人が多く訪れる韓国のクリニックでは、日本語に対応できるスタッフが常駐していたり、専門の医療通訳サービスを用意していたりするところが増えています。
そのため、カウンセリングや施術中のコミュニケーションは比較的スムーズですが、デザインの細かいニュアンスが正確に伝わるとは限りません。希望のイメージに近い症例写真を準備するなど、言葉以外で伝える工夫をしておくと安心です。
韓国で美容整形をするとタックスリファンド(免税)が適用される?
韓国では、外国人向けに美容整形の費用から付加価値税10%を還付する「タックスリファンド制度」が導入されていました。対象は二重整形や鼻手術・脂肪吸引など16種類で、手術後に発行される確認書を空港や市内カウンターなどに提出すると、現金やカードで払い戻しが受けられる仕組みです。
しかし、「タックスリファンド制度」は2025年12月末で終了予定となっており、それ以降はすべての施術が対象外となります。免税がなくなることで、渡航費を含めた韓国での整形費用は日本国内の相場とほぼ変わらなくなる見込みです。
韓国への美容整形ツアーがあるというのは本当ですか?
はい、本当です。ただし「ツアー」といっても旅行会社のパッケージ型とクリニック選びや予約を自分でおこなう自由型があります。旅行会社のツアーは飛行機やホテルの手配まで一括で済む反面、スケジュールが固定されているため自由度が低いことが多いようです。
また、近年はLINE相談を通じて希望の施術や予算を伝えるだけで、日本人の対応に慣れている韓国のクリニックを紹介・予約してもらえるサービスも登場しています。
美容整形を旅のメインにしながら、韓国グルメやショッピングも自由に楽しめる点が人気で、初めてでも安心して参加できるのが特徴です。
美容整形は韓国と日本どちらで受けたほうがいい?
一概にどちらが良いとはいえません。韓国は最新の美容整形をいち早く受けられ、費用を抑えられる可能性がある点が魅力です。
一方、日本は自然な仕上がりを得意とし、術後のアフターケアが手厚く安心感が大きいという強みがあります。
費用だけで比較するのではなく、どのような仕上がりを理想とするのか、言葉の壁やアフターフォローのリスクをどう考えるかなど、総合的に判断してクリニックを選ぶのが重要です。
まとめ

韓国の美容整形は、最新技術を導入する速さやコストパフォーマンスの高さなど、多くの魅力があります。
一方で、言葉の壁によるコミュニケーション不足のリスクやアフターフォローが難しいというデメリットもあります。そのため、「細かなニュアンスまでしっかり話して決めたい」という方には、日本国内での美容整形をおすすめします。
Z Clinicでは、クリニック代表である江連医師自らがカウンセリングでお悩みやご要望をていねいにヒアリングし、お客様にとって最適な施術をご提案いたします。万全のアフターフォロー体制を整えておりますので、美容整形をお考えの方は、ぜひ一度Z Clinicまでお問合せください。
なお、当クリニックでは本記事で紹介した「ボルニューマ」を導入しております。
たるみを改善したい方、肌を引き締めたいという方はもちろん、切開リフト施術後のエイジングを予防してリフトアップ効果を維持したい方にもおすすめの施術です。
切開リフトを受けられた方には施術料金の割引がございます。
ダウンタイムもなく、痛みもほとんど感じません。ぜひ一度お試しください。
また、公式YouTubeチャンネルでは、江連医師がボルニューマの効果やハイフとの違いを説明する動画も配信しておりますので、よろしければご視聴ください。