全切開二重術とは

全切開二重術は、文字通り、上まぶたを目頭側から目尻側まで切って二重を形成するLVS切開式手術の一つです。

二重の整形手術は埋没法で可能な方、切りたくない方は、埋没法をおすすめします。ただ、将来的に元に戻るリスクや、ご希望されるデザイン、まぶたや目の状態によっては思い通りの二重にならない場合があります。それは上まぶたに、二重形成の阻害因子があるからです。まぶたが厚い(皮膚が厚い、眼輪筋が厚い、ROOFが厚い、眼窩脂肪が多いなど)、皮膚が硬い、皮膚のたるみが強い方は、埋没法をしても、早期に二重が消失したり、ハム目になるなど不自然な二重になってしまいます。

切開手術に卓越したLVS切開式全切開二重なら、様々な施術を組み合わせることで、これらの阻害因子を除去し、困難なまぶたでも理想の二重に近づけることができます。

切開法の概念は、上まぶたの皮膚を、切開線の直下で瞼板、挙筋腱膜などに癒着(結合)させることです。具体的には眼輪筋、隔膜・瞼板前脂肪などの組織を切除することによって皮膚と瞼板、もしくは皮膚と挙筋腱膜の強固な癒着を作ります。

この結合固定は、埋没法では形成されないため、切開法は埋没法より強い固定力が得られるます。ただ、切開法でも二重が外れてご相談に来る方もいらっしゃいます。お客様によって手術内容をオーダーメイド式に変えないと、切開法でも二重が外れるという事態が起きてしまいます。切開二重の固定の仕方一つでも、そのお客様の上まぶたの構造によって方法が全く異なります。

このような方におすすめ

  • 外れない方法で二重にしたい方
  • 埋没法の二重が早期に浅くなってしまった方
  • 埋没法の二重が不自然になってしまった方
  • 埋没法が適応でないと言われた方
  • 埋没法二重だとぼてっとした二重になってしまう方
  • 平行型の広い二重にしたい方
  • 厚ぼったい瞼(まぶた)を、すっきりした二重にしたい方

料金

全切開二重術

¥450,000(税込)

Z Clinicの麻酔について

当院では、手術中だけでなく術後の痛みについても最小限に抑えられるよう、様々な種類の麻酔をご用意しております。

術中・術後の麻酔についてご案内します。

完全無意識下静脈麻酔

腕の静脈から点滴を入れ、薬剤を注入することで、全身の鎮静と鎮痛をする静脈麻酔になります(全身麻酔とは異なります)。

当院の静脈麻酔は、局所麻酔注射など痛みを伴う瞬間には、必ず無意識になっていただくようにしています。静脈麻酔で完全に無意識になった状態で局所麻酔をすれば、お客様が痛みを覚えていることはありません。

手術時間や内容によっては、手術開始前に完全無意識になっていただき、次に起きた時には手術は終了している、ということも可能です。これにより、手術中の恐怖や痛みの心配が不要になります。

詳細はこちら

エクスパレル(長時間作用型局所麻酔)

エクスパレルは、施術後の痛みのための麻酔です。

施術時の麻酔は数時間で切れてしまいますが、施術後、約3日ほどが一番痛みを感じやすい期間です。エクスパレルは、手術後に注射することで、約72日間、長時間麻酔効果を発揮します。これにより一番痛みが心配な3日間、痛みを軽減することができます。

詳細はこちら

術後のリスク・副作用

施術箇所の一時的な知覚の麻痺、鈍さ、痛み、しびれ、傷痕の凹凸、凹み 、色素沈着、タルミが残る、仕上がりに左右差、感染、熱感、蕁麻疹、痒み、むくみ、発熱、顔の雰囲気の変化、などを生じることがあります。