SMASとは

切開式フェイスリフト手術の目的は、Agingにより下垂した皮膚、軟部組織を再配置することにあります。切開式フェイスリフトは皮膚のたるみだけを切除する手術ではありません。

顔面の表在性筋膜、SMAS(Superficial Musculo-Aponeurotic System、スマス)と呼ばれる筋膜層のレベルからリフトする手術です。SMASは、帽状腱膜(Galea)-前頭筋(Frontalis muscle)-浅側頭筋膜(Superficial temporal fascia)-広頚筋(Platysma)と連続した表在性筋膜の一部を構成します。

切開式フェイスリフトで重要なのは、SMAS下を剥離し、皮膚だけでなくSMASから引き上げることです。