最新の韓国肌管理について美容外科医が分かりやすく解説

2025.11.02

最新の韓国肌管理について|美容外科医が分かりやすく解説

近年では美容クリニックに通うことも特別なことではなくなり、スキンケアを受けにいくような感覚で利用されている方もいらっしゃいます。

なかでも、美容に対する意識の高い方から注目を集めているのが、「韓国肌管理」です。SNSやインターネットで話題にのぼることも多いため、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

韓国肌管理は、その名のとおり美容先進国の韓国で始まった新しい肌のメンテナンス方法です。本記事では、その韓国肌管理の特徴やメリット・デメリット、おすすめの最新施術などについて詳しく解説していきます。

スキンケアやエイジング予防にご興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

韓国肌管理とは?

韓国肌管理とは?

韓国肌管理とは、定期的に専門的なケアをおこない、肌質そのものを根本から整えていくアプローチのことを指します。

もちろん肌トラブルの改善にも対応しますが、将来的に起こるエイジングの予防も見据えたトータルケアという考え方のほうが近いでしょう。また、複数の施術を組み合わせるなど、その人の肌の状態に合わせてカスタマイズしたケアをおこなうのが一般的です。

韓国肌管理の人気の背景

韓国では、2000年代に入ってから美容クリニックの数が急増し、価格競争から手頃な料金で施術を受けられるようになりました。その結果、もともと美意識が高いという文化的な背景もあり、定期的にプロフェッショナルのケアを受けて「肌を育てる」というスタイルが浸透していったのです。

一方、日本でもK-POPや韓国ドラマなどの影響から、毛穴が目立たず、ツヤやハリのある「韓国肌」に憧れる人が増えています。そのため、韓国肌を目指せる肌管理にも自然に注目が集まるようになったのではないかと考えられます。

美容クリニックとエステサロンの韓国肌管理の違い

エステサロンでは、おもに表皮層にアプローチすることで肌の状態を整えていきますが、美容クリニックでは真皮層にまで働きかけ、肌質を根本から改善することを目指します。

この違いには、施術に使用する機器の性能が関わっています。美容クリニックでは医療機器による「治療」をおこないますが、エステサロンでは出力が制限されたエステ仕様の機器を使用した「ケア」をします。そのため、効果の期待できる範囲やあらわれ方、持続期間に差があるのが事実です。

ただし、エステサロンの施術はダウンタイムが短い傾向があるので、どちらで韓国肌管理を受けるかは、ライフスタイルや求める効果に合わせて選択するとよいでしょう。

今回の記事では、美容クリニックの韓国肌管理をターゲットに解説していきます。

韓国肌管理の特徴

韓国肌管理の特徴

韓国肌管理では、肌の状態を維持しながら美肌へと育てていくことを目的としています。

ここでは、韓国肌管理の特徴について解説していきます。

定期的なケア実施

韓国肌管理は、「継続的な施術を通じて肌質を根本から改善する」という考え方が基本となっています。そのため、一度だけではなく、月に1~2回の頻度で定期的に施術をおこなっていくことが一般的です。定期的に通うことでいち早く肌の変化に気づくことができ、適切な処置がすぐにおこなえることも特徴だといえるでしょう。

予防的アプローチ

肌トラブルが起きてから治すのではなく、トラブルを未然に防ぐ「予防的アプローチ」に重点を置いていることも韓国肌管理の特徴のひとつです。

早い段階から肌管理によるエイジング対策をしていくことで、将来的なシワ・たるみなどのリスクを軽減することに期待ができます。

肌の悩みに特化した施術

韓国肌管理では、その人の肌の状態に応じてカスタマイズした施術をおこないます。

毛穴・ニキビ・赤みなどのさまざまな症状に対しても、機器による施術や美容成分導入、再生医療などを組み合わせることでより高い効果を得ることが可能です。

韓国肌管理のメリット

韓国肌管理のメリット

ここからは、韓国肌管理のメリットを紹介していきます。

肌質を根本から改善できる

韓国肌管理は、肌質を根本から改善することを目指しています。美容医療のさまざまな施術を駆使することにより、肌のバリア機能や水分保持能力を高め、トラブルのない健やかな肌へと導きます。

肌管理を続けることで、毛穴・乾燥・肌のハリなどの根本的な改善にも期待できるでしょう。

短期間で効果が得られる場合もある

施術に使用する機器や美容成分によっては、短期間で肌の質感やトーンの変化を実感できることがあります。

なかでも、導入治療は施術直後からツヤ感やうるおい感が得られやすい傾向があるため、イベント前に短期間で肌を整えたい方にもおすすめの施術です。

施術によってはダウンタイムが短い

韓国肌管理には、低侵襲でダウンタイムの短い施術も多く取り入れられています。

すぐにメイクが可能な場合もあるため、そのような施術を選べば、仕事や学校・家庭の予定などを気にすることなく通えるのもメリットだといえます。

韓国肌管理のデメリット

韓国肌管理のデメリット

韓国肌管理には多くのメリットがある一方、デメリットも存在します。

ここでは、韓国肌管理のデメリットについて紹介していきます。

効果には個人差がある

韓国肌管理の効果には個人差があります。なぜなら、同じ施術を受けたとしても、その人の肌の状態や再生力によって仕上がりが異なってくるからです。

そのため、高い効果を得るためには、医師による肌の状態の見極めと、適切な施術の選択が重要なポイントとなります。

敏感肌の人には向かない施術がある

ピーリングや高濃度成分を導入する施術では、刺激が原因となる一時的な痛みや赤みがあらわれることがあります。

韓国肌管理で逆に肌トラブルを引き起こさないよう、敏感肌の方は医師に相談のうえ、慎重に施術を決めるようにしましょう。

継続しないと効果の維持が難しい

韓国肌管理は症状の改善をゴールとするのではなく、定期的に施術を受けることで肌の状態を維持し、さらに美肌へと育てていくことを目的としています。

途中で肌管理をやめてしまった場合、徐々に効果が衰退してしまい、エイジングなどによって新たなトラブルが起こることも考えます。

韓国肌管理はどのような人におすすめ?

韓国肌管理はどのような人におすすめ?

韓国肌管理がおすすめなのは、以下のような人です。

  • 肌質を根本から改善したい
  • 自然で美しい肌を目指している
  • 定期的にクリニックに通うことができる
  • ダウンタイムの短い施術を希望している

肌質の改善だけではなく、エイジングによるシワ・たるみ・くすみなどを予防したい方にもおすすめです。

韓国肌管理の最新おすすめ施術

韓国肌管理の最新おすすめ施術

ここからは、韓国肌管理で用いられている最新の施術を紹介していきます。

ララピール

ララピールは、韓国発の「肌を育てる」次世代ピーリングで、おもに以下の3つの成分から構成されています。

  • Lipids:肌のバリア機能を向上させる
  • P-sol:肌にハリを与える
  • LHA:角質を取り除く

従来のピーリングのように角化層をはがすことで肌表面を整えるのではなく、角質やメラニンを溶かしながら成分を肌に浸透させ、ターンオーバーを促します。エイジング予防にも適した施術で、ハリ・弾力のアップを目指すと同時に、シミやくすみを防ぎながら肌のキメも整えていくことができるでしょう。

また、皮脂の分泌抑制や繊維芽細胞の活性化にも期待できることから、毛穴・ニキビの改善にも用いられています。

ララピールは角質層を剥離せず低刺激であるため、ダウンタイムもほとんどありません。まれに、一時的なかゆみや赤み・乾燥などの症状がみられることがありますが、敏感肌の方でも受けられる可能性があります。

頻度としては、最初は2週間~4週間に1回のペースで10回ほど集中的に施術をおこない、その後は月1回のメンテナンスを継続することが一般的です。

チタニウム

チタニウムは、韓国肌管理で多く用いられている最新のレーザー治療のひとつです。

755nm・810nm・1064nmの3つの波長レーザーを同時に照射することで、表皮層から真皮層にまでアプローチできることが特徴です。また、SHRとSTACKの2つのモードがあり、肌の状態や部位によって以下のように使い分けがされています。

  • SHRモード: 目元・アゴ・額などの細かい部位
  • STACKモード: フェイスラインなどの比較的広い範囲

特に、STACKモードはSMAS(筋膜層)までエネルギーが届くため、リフトアップ効果に期待できます。3つの波長を使用していることから、肌の引き締めやトーンアップ、くすみの改善も目指すことができるでしょう。

また、チタニウムは冷却システムを搭載しているため、ダウンタイムもほとんどなく、施術後すぐに効果を実感しやすいことがメリットとして挙げられます。

十分な効果を得るためには、2~4週間に1回、トータルで3~5回の施術を受けることが推奨されています。また、効果を維持していきたい場合は、3~6か月に1回のメンテナンスをおすすめします。

LDM(水玉リフティング)

韓国肌管理では水玉リフティングと呼ばれるLDMは、3つの異なる周波数の超音波を利用することにより、肌の深い層までアプローチして再生を促す施術です。

ハイフや一般的なレーザー治療のように高い熱エネルギーを照射するのではなく、微細な振動で細胞に働きかけるため、低侵襲で施術中の痛みもほとんどなく、ダウンタイムもごくわずかです。

リフトアップ以外にも、毛穴の引き締めやシワ・たるみの予防、ニキビ跡や赤みの改善に期待ができます。また、真皮層に働きかけてコラーゲンの生成を促すため、アンチエイジングを目的に韓国肌管理を受ける方にも適した施術だといえるでしょう。

LDM(水玉リフティング)は、肌の状態が落ち着くまでは1~2週間に1回、その後は1か月に1回のメンテナンス継続が理想とされています。

ピコトーニング

ピコトーニングも韓国肌管理でよく利用されるレーザー治療です。1兆分の1秒(ピコ秒)という短時間で照射をおこなうため、肌への負担が小さいことが特徴です。

出力の低いレーザーを短時間で照射し、衝撃波によってメラニンを細かく粉砕して排出を促します。その結果、肌のトーンアップや、シミ・ソバカス・肝斑の改善に期待できます。

また、真皮層に働きかけることでコラーゲンの生成を促すため、ハリ・弾力のある若々しい肌を目指すことができるでしょう。

ダウンタイムは一般的なレーザー治療よりも少ないですが、一時的に赤みや違和感があらわれることがあります。ピコトーニングは回数を重ねることで効果が高まるため、2~4週間に1回を目安に、5~10回の施術を受けることが推奨されています。

スキンボトックス

スキンボトックスは、肌の浅い層に微量の低濃度のボトックスを注入する施術です。これにより、肌のハリ・ツヤの向上や毛穴の引き締め、小じわの改善が期待できます。

また、皮脂の分泌を抑えるとされているため、Tゾーンの皮脂や毛穴、頬の毛穴の開きなどが気になっている方に適した韓国肌管理だといえます。

通常のボトックスが表情筋に直接アプローチするのに対し、スキンボトックスは肌の浅い層に働きかけるため、顔の表情に影響を与えることなく肌の状態を整えることができます。ダウンタイムもほとんどありませんが、まれに赤みや内出血がみられることがあります。

スキンボトックスの効果の持続期間は3~6か月とされているため、効果を維持するためには3~4か月に一回のメンテナンスが必要でしょう。

ジュベルック

ジュベルック

ジュベルックは、ヒアルロン酸とポリ乳酸(PDLLA)を組み合わせた製剤を使用する新しい注入治療です。期待できる効果としては、肌のハリ・弾力の向上や毛穴の引き締め、眉間のシワ・ニキビ跡の改善などが挙げられます。

ジュベルックの効果はすぐあらわれるわけではなく、施術後3~5週間くらいから実感できるようになります。注入された製剤は1~2年をかけてゆっくりと二酸化炭素と水に分解されていくため、安全性が高く、長期間にわたって効果を維持できることが大きなメリットです。

ダウンタイムは1~2日とされており、内出血・赤み・腫れがあらわれる可能性があります。また、ヒアルロン酸とポリ乳酸にアレルギー反応を起こすケースもありますので、心配な方はパッチテストを受けておくとよいでしょう。

施術を受けるペースとしては、最初の3回は2か月に1回、その後は6か月~1年に1回が一般的です。

リジュラン

韓国で注目されている最新の注入治療のひとつが、肌育注射と呼ばれているリジュランです。

サーモンから抽出されたポリヌクレオチドという成分を注入することにより、繊維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌のハリ向上や毛穴の引き締め、シワの改善を目指すことができます。また、ポリヌクレオチドは人間のDNAと非常に近いため、異物反応などの副作用が起こる可能性が低いとされています。

ただし、施術時に痛みをともなうことも多く、短いダウンタイムが生じます。赤みや腫れ、膨疹(注入部が膨れた状態)、針跡などがみられますが、ほとんどの場合は2~3日、長くても1週間ほどで徐々に治まっていきます。

効果を維持していくためには、はじめは2~4週間に1回のペースで3~4回の施術を受け、その後は6か月に1回のペースでメンテナンスを続けるのが理想的だとされています。

ポテンツァ

ポテンツァは、韓国肌管理のなかでもポピュラーなRF(高周波)治療として多く用いられています。

施術では極細の針(マイクロニードル)で皮膚に微細な穴をあけ、そこから肌に薬剤を浸透させます。その際、創傷治癒機能が働いてコラーゲン・エラスチンの生成が促されることにより、肌のハリ向上やシワの改善へとつながります。

さらに、RF(高周波)により真皮層まで熱エネルギーを届けることができるため、リフトアップや肌の引き締め効果にも期待できます。複数あるアタッチメントや薬剤から悩みにあったものを選ぶことができ、毛穴・ニキビ跡・赤み・肝斑など、幅広い症状に対応が可能です。

施術時にチクチクした痛みを感じることがあり、ダウンタイムには、赤みやひりつき・かさぶた・色素沈着などの症状がみられる場合がありますが、数日~1週間ほどで落ち着いていきます。

ポテンツァの場合、施術間隔が短すぎたり長すぎたりすると十分な効果が得られない恐れがあります。一般的な肌質改善では1か月に1回が目安となりますが、症状によって適切な施術ペースは異なるため、医師の判断に従うようにしてください。

インモード

インモードもポテンツァと同じく韓国肌管理で用いられているRF(高周波)治療です。「次世代ハイフ」「切らない小顔治療」ともいわれており、高い人気を集めています。

インモードにはいくつかのアプリケーターが用意されており、もっとも多く使われているのが「FORMA」と「ミニFX」です。この2つのアプリケーターは、肌の悩みに合わせて以下のように使い分けられています。

FORMA

RF(高周波)エネルギーで真皮層を刺激することにより、コラーゲンの生成を促進します。搭載された温度センサーが熱を38~43℃にコントロールしていため、安全に熱エネルギーを与えることが可能です。FORMAは、おもに肌のハリ・弾力の向上や小じわの改善に効果があるとされています。

ミニFX

ミニFXは、吸引機能が搭載されていることが特徴です。皮膚を吸引しながらRF(高周波)を照射することにより、脂肪層に熱エネルギーを与えて脂肪細胞を破壊することができます。これにより、二重あご・頬の脂肪の解消による小顔効果や、タイトニング効果に期待ができます。

さらに、2つのアプリケーターを組み合わせて使用すると相乗効果を発揮するといわれています。たとえば、はじめにFORMAで肌を温めてコラーゲンの生成を促進し、その後ミニFXで脂肪細胞を破壊すれば、より高い引き締め効果や小顔効果を得られる可能性があります。また、RF(高周波)の作用によりターンオーバーが促され、透明感のある肌を目指すこともできるでしょう。

インモードは、施術後すぐに効果を実感できることが多いのも魅力のひとつですが、ダウンタイムが存在します。ダウンタイムには、痛み・腫れ・赤み・内出血がみられる場合がありますが、数日~1週間で治まることがほとんどです。

最初は2~4週間に1回の施術を3~4回、その後は3~6か月に1回程度のメンテナンスを続けることにより、効果を維持していくことができるでしょう。

ボルニューマ

韓国肌管理で用いられているRF(高周波)治療のなかで、もっとも痛みやダウンタイムが少ないといわれているのがボルニューマです。

ボルニューマの特徴は、単極型高周波(モノポーラRF)を採用することにより、これまでのRF(高周波)治療よりも均一に熱エネルギーを与えることが可能になったということです。真皮層の奥の脂肪層まで熱エネルギーが届くことで、口元や頬のたるみ、フェイスラインのもたつきの改善に期待ができます。さらに、真皮層にアプローチすることでコラーゲン生成が促され、肌のハリ・弾力の維持や向上にもつながるでしょう。

また、冷却機能を搭載しているため、施術中に痛みを感じることはなく、ダウンタイムもないことがほとんどです。施術後、引き締め効果はすぐに感じられることが多い一方で、肌のハリや弾力などの効果は2週間~1か月後にあらわれはじめることが一般的です。

効果は6か月~1年ほど持続しますが、集中的にケアしたい場合は3か月に1回、エイジング予防のためには3~6か月に1回の施術を受けることをおすすめします。

なお、Z Clinicでもボルニューマを導入しております。

ボルニューマは、フェイスラインを引き締めたい方はもちろん、将来的なたるみ・シワなどのエイジングを予防したい方におすすめの施術です。

また、切開リフトの施術を受けられた方は、その効果を維持して新たなエイジングの症状があらわれるのを防ぐことができます。切開リフト後の方には特別料金で施術を提供しておりますので、ご希望の方は当クリニックまでお気軽にお問合せください。

>>Z Clinicについて詳しくはこちらから

BBL(ブロードバンドライト)

BBL(ブロードバンドライト)は、医療用の特殊な光を照射することでさまざまな肌トラブルの改善を目指す治療方法で、フォトフェイシャル(IPL)の進化版として韓国肌管理でも注目されています。また、フォトフェイシャル(IPL)よりも出力や波長を細かく調整できるため、肌質や症状にあわせた効果的な施術ができます。

BBL(ブロードバンドライト)では、一度の施術で複数の肌トラブルに働きかけることが可能です。シミ・ソバカスをはじめ、毛穴の開き・たるみ・赤み・ニキビなどに効果が期待でき、ダウンタイムが生じたとしても1日程度(赤み・かゆみ)です。施術中も、ほのかな温かさや軽く肌を弾くような感覚があるだけなので、痛みの心配は必要ないでしょう。

1回の施術でも効果を実感できることが多い施術ですが、3~4週間に1回、5回以上受けることでより高い効果が得られるとされています。

韓国肌管理の費用相場

韓国肌管理の費用相場

韓国肌管理は定期的に施術を受けることが前提となるため、費用についてもあらかじめ考慮しておくことが大切です。

前項で紹介した施術の費用の相場は、おおむね以下のとおりです。

※参考:1,000ウォン=約107円(2025年11月現在)

施術日本の費用相場/1回韓国の費用相場/1回
ララピール13,000円~25、000円5万ウォン~10万ウォン
チタニウム150,000円~200,000円2万ウォン~10万ウォン
LDM(水玉リフティング)15,000円~30,000円3万ウォン~6万ウォン
ピコトーニング15,000円~40,000円5万ウォン~15万ウォン
スキンボトックス※1ccあたり9,000円~15,000円5万ウォン~15万ウォン
ジュベルック※1ccあたり30,000円~40,000円2万ウォン~3万ウォン
リジュラン※1ccあたり30,000円~70,000円11万ウォン~25万ウォン
ポテンツァ50,000円~150,000円25万ウォン~50万ウォン
インモード50,000円~130,000円30万ウォン~60万ウォン
ボルニューマ60,000円~200,000円20万ウォン~80万ウォン
BBL (ブロードバンドライト)10,000円~30,000円2万ウォン~10万ウォン

これらの金額はあくまでも目安です。クリニックや施術の範囲などによって費用は変動します。

また、麻酔代などのオプション費用がかかる場合もありますので、韓国肌管理を検討する際は必ずクリニックで費用を確認するようにしましょう。

韓国肌管理を受ける際の注意点

韓国肌管理を受ける際の注意点

ここからは、韓国肌管理を受ける際の注意点について解説していきます。

美容クリニックとエステサロンの違いを理解する

韓国肌管理は美容クリニックとエステサロンのどちらでも受けることができますが、前述とおり、両者で受けられる施術には違いがあります。

美容クリニックでは医師が肌の状態を診断したうえで、その人に適切な施術をおこないます。また、医療機器により肌の深い層までアプローチできるため、トラブルや肌質の根本的な改善に期待することができます。

一方、エステサロンでは、出力などを落としたエステ仕様の美容機器による施術や手技によるマッサージがおこなわれます。そのため、肌表面のケアが中心となりますが、ダウンタイムの心配をあまりすることなく受けることができるでしょう。

韓国肌管理を検討する際は、この両者の違いをしっかりと理解しておくことが大切です。

ダウンタイムについてあらかじめ把握しておく

ピーリングやレーザー治療・注入系の施術では、ダウンタイムが生じることがあります。赤み・腫れ・内出血など、施術によってあらわれる症状や期間は異なりますが、ご自身の生活パターンを考慮してスケジュールを立てる必要があります。

また、韓国肌管理では定期的に施術を受けることになるため、長期的に続けられるかを事前に十分検討しておきましょう。

ホームケアをしっかりおこなう

韓国肌管理では美容クリニックやエステサロンでの施術だけではなく、並行してホームケアをおこなうことが求められます。なぜなら、このホームケアが施術の効果を左右するからです。

紫外線予防や保湿はもちろんのこと、ご自身の肌に合ったスキンケア製品を使用することにより、施術効果をより長く維持することができるでしょう。

事前カウンセリングで施術後のホームケアについてアドバイスを求めるのも方法のひとつです。

韓国肌管理についてよくある質問

韓国肌管理についてよくある質問

最後に、韓国肌管理についてよくある質問にお答えしていきます。

韓国肌管理の初心者におすすめの施術は?

韓国肌管理の初心者に向いているのは、肌への刺激が少なく、効果を実感しやすい「基本ケア」系の施術です。

たとえば、ララピールは従来のピーリングと異なり角質層を剥離しないため、ダウンタイムもほとんどなく、肌が敏感な方でも受けることができます。また、美容成分が肌に浸透することでターンオーバーが促されるため、エイジング予防を目的に韓国肌管理を検討している方にもおすすめの施術です。

韓国肌管理は日本と韓国のどちらが安いですか?

「韓国肌管理の費用相場」でも紹介したように、施術費用は韓国の方が全般的に安くなっています。

なかには、韓国での施術を検討している方もいらっしゃると思いますが、その場合は以下の点について慎重に検討するようにしてください。

  • 韓国肌管理を受けるたびに韓国に渡航できるかどうか
  • 施術費用以外にも渡航費・滞在費がかかるが、続けられるかどうか
  • 施術後にトラブルがあった場合、どのように対処するのか

韓国の施術費用が日本よりも安いことは事実ですが、言葉の問題や施術後のトラブルへの対処など、リスクもあることを理解しておきましょう。

韓国肌管理で毛穴のケアに効果的な施術は?

韓国肌管理で毛穴のケアをしたい場合は、ララピールなどのピーリング施術をおこない、肌をリセットしてから注入系の施術を受けると効果的です。最新の注入系の施術のなかでは、ジュベルックやリジュランがおすすめです。

なかでも、サーモン由来のリジュランは、異物反応などの副作用が起こりにくいとされているため、敏感肌の方や韓国肌管理が初めての方でも安心して受けられるでしょう。

まとめ

韓国肌管理について詳しく解説

今回の記事では、韓国肌管理について詳しく解説するとともに、最新の施術や費用の相場などについて紹介してきました。

韓国肌管理とは、定期的なメンテナンスで肌質の根本的な改善と美肌づくりを目指す新しいアプローチ方法です。その人の肌の状態に合わせて施術をカスタマイズすることが特徴で、継続していくことで肌の健やかな状態を保ち、理想の肌へと近づけることができます。

最近では、日本でも韓国肌管理として施術を提供している美容クリニックが増えており、今後ますますポピュラーになっていくことが予想されます。なぜなら、ダウンタイムが少ない施術の多い韓国肌管理は、忙しい毎日を過ごしている方にも続けやすい美容医療だからです。

より美しい肌を目指している方や将来のエイジングを予防したい方は、この記事を参考に、韓国肌管理を日常のスキンケアとして検討してみてはいかがでしょうか。

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