顔の脂肪注入にしこりができる原因とは?対策や注意点を徹底解説
2025.11.05
顔の脂肪注入は効果の持続性が高く、目の下のたるみやくぼみ・頰のこけ・ほうれい線など、さまざまな悩みを改善することができる施術です。しかし、「術後にしこりができる可能性がある」と耳にして、施術を受けることをためらっている方もいるのではないでしょうか。
しこりができてしまうと、見た目や触感が不自然になってしまうだけではなく、健康にも影響を及ぼしてしまうことがあります。ただし、顔の脂肪注入について正しく理解することで、しこりができるリスクを軽減することができます。
今回の記事では、顔の脂肪注入でしこりができる原因や対処法について詳しく解説していきます。顔の脂肪注入を検討している方や、施術後のしこりにお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
顔の脂肪注入とは

顔の脂肪注入とは、自分の腹部や太もも・二の腕などから脂肪を採取し、シワ・たるみなどの気になる部位に注入してボリュームを取り戻す施術のことです。
顔の脂肪注入の適応部位は、おおむね以下のとおりです。
- 額のへこみ
- 頰のこけ
- 眉間のシワ
- 目の上のくぼみ
- 目の下のたるみ
- ほうれい線
- マリオネットライン
- 唇
- 顎
顔の脂肪は、年齢を重ねるとともに少しずつ減少していきます。脂肪の量が減少するとハリや弾力を保つことができなくなるため、シワやたるみなどが目立つようになるのです。
顔の脂肪注入では、施術前に静脈麻酔や局所麻酔をおこなうため、施術中に痛みを感じることはほぼありません。また、注入した脂肪が定着すれば半永久的な効果に期待できます。
顔の脂肪注入でしこりができる原因

ここからは、顔の脂肪注入でしこりができる原因について紹介していきます。
脂肪の注入量が多すぎる
脂肪の注入量が多すぎると、しこりができることがあります。一度の施術で多くの脂肪を注入すると、脂肪に栄養や酸素が行き渡らず、脂肪が壊死する可能性があるからです。
脂肪が壊死すると、しこりができて触り心地や見た目が不自然になるだけではなく、健康に悪影響を及ぼす可能性も高まります。どれだけ良質な脂肪を使用したとしても、注入量が多いとトラブルが発生するリスクが上がるのです。
そのため脂肪注入の施術では、一人ひとりに合った適切な注入量を見極め、脂肪を少量ずつ分散して注入する技術が求められます。
脂肪に不純物が混入している
注入する脂肪のなかに血液や老化した細胞などの不純物が混ざっていると、しこりの原因になることがあります。
脂肪が定着するためには、十分な栄養や酸素が必要になります。しかし、注入した脂肪に不純物が多く混入していると、脂肪細胞に必要な栄養素が行き渡りにくくなってしまうのです。
その結果、脂肪の定着率が低下したり、しこりなどのトラブルが発生したりすることがあります。
しこりが発生するリスクを抑えたいときは、不純物の混入を防ぐことができる「コンデンスリッチファット(CRF)」や、さらに脂肪を微細化する「ナノファット(脂肪幹細胞製剤)」などによる脂肪注入を選ぶことをおすすめします。
脂肪が壊死してしまっている
脂肪注入後に血流を得られず酸欠状態になった脂肪は、壊死を起こす可能性があります。壊死した脂肪は硬化し、しこりとなる可能性があるのです。
一般的に、脂肪注入後に定着しなかった脂肪はそのまま身体に吸収されます。しかし、体内に吸収される前の脂肪が壊死して異物と判断されると、身体からその異物を隔離しようとして周りに薄い膜をつくります。
その結果、うまく吸収されずに体内に残り、最終的にしこりとして残ることがあります。
血流が悪い
脂肪注入では、注入後に新たな血管が形成され、その血管が脂肪細胞を支えます。しかし、血管が十分に形成されなかった場合、脂肪細胞が酸欠状態となるため、脂肪が壊死してしまう恐れがあるのです。
脂肪を細かく分散して注入することで、そのような脂肪壊死のリスクを避けることができます。
医師の技術が不足している
脂肪注入を担当する医師の技術が不足していたり、経験が浅かったりする場合は、しこりの発生リスクが高まります。脂肪は多く入れれば良いというものではなく、どのように注入するか、どの層に入れるかといった点が非常に重要です。
さらに、脂肪を小さな粒状に分けて丁寧に注入するなど、繊細な技術が仕上がりを大きく左右します。しこり以外にも、左右差や凹凸などが生じる恐れもあるため注意が必要です。
脂肪注入は、医師の技術力によって結果が大きく左右される施術だといえます。
顔の脂肪注入でしこりができた場合の対処法

ここからは、顔の脂肪注入でしこりができたときの対処法について紹介していきます。
しこりを除去する手術を受ける
脂肪注入後に大きく硬いしこりができたり、感染症が疑われたりする場合は、しこりを除去する手術が選択されることがあります。
しこりを除去することで根本的な改善がめざせますが、傷跡が残ってしまったり、ダウンタイムが長引いたりするリスクがあります。
脂肪の再注入やヒアルロン酸注入でバランスを調整する
脂肪注入後に左右差や凹みが強くでているときは、脂肪の再注入やヒアルロン酸の注入により、バランスを調整することもできます。軽度のしこりであれば、即効性があり微調整に適したヒアルロン酸が有効です。
ただし、ヒアルロン酸を注入することで、全体的にボリュームが出過ぎてしまうことがあります。また、担当する医師の技術力が低いと、硬さや違和感がでることもあります。
医療機器やレーザーでしこりを改善する
熱エネルギーを使う高周波(RF)や超音波(HIFU)などが、しこりの改善に効果を発揮することがあります。皮膚を切開しないため、ダウンタイムや身体への負担を避けたい方におすすめです。
ただし、レーザーでしこりを改善できるという医学的根拠は弱く、しこりの種類によっては効果が得られないことがあります。たとえ効果が得られたとしても、複数回の治療が必要になることがあります。
脂肪が自然に吸収されるのを待つ
軽度のしこりであれば、時間の経過とともに体内に吸収されることがあります。特に、脂肪が定着する過程で生じる一時的なしこりであれば、代謝作用で改善されることが一般的です。
しかし、時間の経過とともに悪化するときや、触ったときの硬さが変わらないときは、医療機関で診察を受ける必要があります。このようなしこりは、感染症や脂肪壊死が原因の可能性があり、放置すると悪化する恐れがあるため注意が必要です。
顔の脂肪注入によるしこりを防ぐためには

ここからは、顔の脂肪注入によるしこりを防ぐための方法について、詳しく解説していきます。
自分に合った施術方法を選択する
顔の脂肪注入によるしこりを防ぐためには、自分に合った施術方法を選択することが重要です。
「コンデンスリッチファット(CRF)」という施術では、遠心分離機で脂肪を精製して良質な脂肪だけを選別して注入するため、脂肪が組織になじみやすく、しこりのリスクを抑えることができます。
また、部位によっては、通常の脂肪よりも細かく加工する「ナノファット(脂肪幹細胞製剤)」を使用することも可能です。脂肪の形状を滑らかにすることができるため、目元などの皮膚が薄い部位に適しています。
自分に適した施術方法が分からないときは、担当の医師とよく相談することが大切です。
信頼できる医師の在籍するクリニックを選ぶ
信頼できる医師の在籍するクリニックを選ぶことも、顔の脂肪注入によるしこりを防ぐためのポイントです。
そのためには、顔への脂肪注入の実績が豊富な医師を選ぶことをおすすめします。クリニックの予約をする前にホームページやSNSをよく確認し、医師やクリニックの情報を把握しておきましょう。
また、信頼できる医師と出会うためには、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討することも重要です。
アフターフォローが充実したクリニックを選ぶ
アフターフォローが充実したクリニックであれば、施術後に何かあったときも安心することができます。
クリニックのカウンセリングを受ける際には、以下のようなアフターフォローの体制が整っているかどうかを確認しましょう。
- 施術後の診察・経過観察がある
- 万が一のトラブル時に迅速に対応してもらえる
- 24時間いつでもLINEや電話で相談できる
- ダウンタイム中のケア指導がある
- 痛み止め・抗生剤・保湿クリームなどを処方してくれる
どれだけ失敗のリスクが低い施術であっても、トラブルがまったく起きないと言い切ることはできません。しこりができてしまったときはもちろん、ダウンタイムの症状が強くでてしまったときや施術の効果を感じられなかったとき、すぐに相談できるクリニックであれば安心です。
顔の脂肪注入ならZ Clinicがおすすめ

Z Clinicでは、脂肪注入術(自己脂肪採取+移植術)により、目の上のくぼみやたるみ・ほうれい線・頬のこけなど、あらゆる顔のお悩み改善を目指します。また、脂肪細胞を超微細化した「ナノリッチ」による施術もおこなっているため、ムラのない繊細なデザインに対応することも可能です。
なお、当クリニックでは、精密脂肪注入機器である「MAFT-Gun(マフトガン)」を導入しています。MAFT-Gunとは、1/60~1/240ml単位という極めて少ない量の脂肪を正確に注入することができる機器です。しこりのリスクを抑えながらも、ナチュラルな仕上がりと高い定着率に期待できます。
Z Clinicの公式YouTubeチャンネルでは、院長である江連医師が実際に施術をおこないながらMAFT-Gunについて解説する動画を配信しています。
よろしければぜひご視聴ください。
顔の脂肪注入のしこりについてよくある質問

最後に、顔の脂肪注入のしこりについてよくある質問に回答していきます。
顔の脂肪注入後のしこりを放置するとどうなる?
顔の脂肪注入後に発生したしこりを放置すると、以下のような症状があらわれる可能性があります。そのため、早めに医師に相談することが重要です。
石灰化
石灰化とは、壊死した脂肪細胞がカルシウムと結合して石のように硬くなることです。自然に吸収されることはないため、外科的除去が必要になります。
慢性炎症や感染
異物反応により炎症が長引くと、赤みや痛み・腫れなどの症状があらわれます。万が一細菌感染を起こすと、治療が複雑化するため注意しましょう。
見た目や触り心地の違和感
顔の左右差や凹凸が目立ち、表情に影響を与えます。特に、口元や目の下などの部位は不自然さがあらわれやすいとされています。
顔の脂肪注入後の硬さはいつまで続く?
顔の脂肪注入後の硬さは、1〜3か月程度で自然に改善していくことがほとんどですが、注入量や個人の体質によっては6か月以上残ることもあります。
脂肪吸引後に肌が硬くなるのは、「拘縮(こうしゅく)」によるものです。脂肪吸引をしたあとに誰にでも起こる現象で、時間の経過とともに改善します。
ただし、以下のような症状があらわれたときは、注意が必要です。
- 脂肪注入後の硬さが3か月以上続く
- 赤みや痛み・熱感などの症状がでる
- しこりが大きくなる
施術後に少しでも違和感がある場合は、早めに医師に相談しましょう。
顔の脂肪注入後のしこりは自然に消える?
顔の脂肪注入後のしこりには、自然に消えるものと時間が経っても消えないものがあります。自然に消えるしこりは、触ったときの感触が柔らかく、小さいことが特徴です。
注入する脂肪が吸収される過程で一時的にしこりのように感じることがありますが、1〜3か月程度で自然に吸収されるケースがほとんどです。
また、炎症やむくみによって一時的に硬くなっているときは、時間とともに改善していきます。
一方、自然に消えないしこりは石のように硬く、見た目が凹凸になっていることが特徴です。身体に定着しなかった脂肪が壊死し、吸収されずに残ってしまったときに起こります。
壊死した脂肪が石灰化すると自然に消えることはないため、治療が必要になります。
まとめ

今回の記事では、顔の脂肪注入によるしこりについて詳しく解説してきました。
顔の脂肪注入によってしこりができる原因には、脂肪の注入量が多すぎたり、医師の技術力が不足していたりすることが挙げられます。時間の経過とともに自然に吸収されるしこりもありますが、時間が経っても硬さが変わらないときは、外科的処置が必要になるケースがあります。
施術後のしこりの発生を防ぐためには、自分に合った施術方法を選択することが重要です。また、脂肪注入は医師の技術力によって仕上がりに差が生じやすいため、施術の知識・経験が豊富な医師を選びましょう。
Z Clinicでは、施術前のていねいなカウンセリングにより、お客様のご希望やお悩みに沿った最適な施術を提案しております。顔の脂肪注入をご検討中の方は、ぜひ一度Z Clinicにご相談ください。