スレッドリフトとは?効果やダウンタイムから糸リフトとの違いなど解説

2026.08.19

スレッドリフトとは?効果やダウンタイムから糸リフトとの違いなど解説

顔のたるみやほうれい線、フェイスラインの崩れは、老けて見えたり疲れた印象を与えたりする原因となります。近年、そのようなお悩みを改善する美容施術として「スレッドリフト」を選択する方が増えています。 

しかし、スレッドリフトを検討されている方のなかには、どのような効果が得られるのか、ダウンタイムはどのくらいかかるのか、また糸リフトと何が違うのかなど、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、スレッドリフトで得られる効果やメリット・デメリット、ダウンタイムなどについて詳しく解説していきます。スレッドリフトにご興味のある方やリフトアップの施術をご検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。

スレッドリフトとは?

スレッドリフトとは?

スレッドリフトとは、医療用の特殊な糸を皮膚の下に挿入し、皮下組織を引き上げることでたるみを解消する美容施術です。糸に付いた突起(コグ)が組織にしっかりと引っかかることで、リフトアップ効果をもたらします。

切開をともなわないため、体への負担を抑えられることも魅力のひとつです。また、ダウンタイムが比較的短く、手軽にリフトアップ効果を得やすいことから、たるみやフェイスラインのもたつきが気になる方を中心に、近年ではスレッドリフトへの人気が高まっています。 

スレッドリフトと糸リフトとの違い

スレッドリフトと糸リフトとの違い

「糸リフト」は医療用の特殊な糸を使ってリフトアップを図る施術の総称で、「スレッドリフト」はその英語表記(Thread=糸)です。日本の美容クリニックでは「糸リフト」と呼ばれることが一般的ですが、どちらも同じ施術を指します。

ただし、クリニックによってはスレッドリフトと表記していたり、糸の種類や施術範囲によって施術名(メニュー)を使い分けていたりすることがあります。

スレッドリフトの施術の流れ

スレッドリフトの施術の流れ

ここからは、スレッドリフトの施術の流れを説明していきます。

医師による診察・カウンセリング

施術前には、医師による診察とカウンセリングがおこなわれます。現在の肌の状態やたるみの程度を確認し、改善したい部位や希望する仕上がりを医師とすり合わせをしていきます。

使用する糸の種類や本数、挿入する位置などのデザインについても、この段階で医師と相談しながら決定していきます。疑問や不安がある場合は、施術前のカウンセリング時に相談しておくようにしましょう。  

施術当日の流れ

施術当日は、まずメイクを落として肌を清潔な状態に整えます。その後、デザインに沿ってマーキングをしてから麻酔をおこないます。

麻酔が効いたことを確認できたら細い針やカニューレを使って糸を皮下に挿入し、たるみを引き上げます。施術時間は挿入する糸の本数や部位によって異なりますが、一般的には30分〜1時間程度です。 

施術後のアフターケア

スレッドリフトでは、麻酔が覚めたあと当日中に帰宅することができます。帰宅後は、医師の指示に従って過ごすことが大切です。多くの場合、定期的な通院は不要ですが、経過観察のための再診が必要となることがあります。 

スレッドリフトの効果

スレッドリフトの効果

スレッドリフトには、たるみの改善に加えて肌全体の印象を若々しく整える効果にも期待できます。ここでは、スレッドリフトのおもな効果について解説していきます。

リフトアップ効果

スレッドリフトにもっとも期待できるのは、リフトアップ効果です。糸に付いているコグが皮下組織に引っかかるように作用し、物理的に引き上げることでたるみを改善します。頬のたるみやほうれい線など、加齢とともに気になりやすい部位にアプローチすることができます。

肌のハリ・弾力向上

スレッドリフトには、肌のハリや弾力の向上にも期待できます。糸の刺激によりコラーゲンの生成が促進され、時間の経過とともに肌質が改善されていくとされています。このように、スレッドリフトでは内側からふっくらとしたハリのある肌を目指せることも効果のひとつとして挙げられます。

フェイスラインのもたつき解消

スレッドリフトは、たるんだ組織を引き上げることでフェイスラインのもたつきを整え、すっきりとしたシャープな輪郭へ近づけることができます。小顔効果を得やすく、若々しい印象の顔立ちに仕上がることも魅力だといえるでしょう。

悩み別・スレッド(糸)の挿入部位と本数の目安

悩み別・スレッド(糸)の挿入部位と本数の目安

スレッドリフトでは、改善したい部位やお悩みにより、糸を挿入する部位や適切な本数が異なってきます。

たとえば、ほうれい線や頬のたるみには両側4〜6本、フェイスラインのもたつきには両側8〜12本、あご下には両側4〜6本を目安としているクリニックが多い傾向にあります。

ただし、挿入する糸の本数は、皮膚の状態や使用する糸の種類、目指す仕上がりによって変わってくるため、カウンセリング時に医師と相談しながら慎重に診断してもらうことが大切です。 

スレッドリフトのメリット

スレッドリフトのメリット

ここからは、スレッドリフトの代表的なメリットについて紹介していきます。

傷跡が残りにくい

スレッドリフトは切開を必要としない施術であるため、傷跡が残りにくいことが大きなメリットです。糸を挿入する際の針穴は非常に小さく、施術後に傷跡を気にすることなく済むことがほとんどです。切開フェイスリフトに抵抗のある方にとって、スレッドリフトは選択肢のひとつとなるでしょう。 

即効性が高い

スレッドリフトは、施術直後から引き上がりの効果を実感しやすいことが特徴です。糸を挿入して皮下組織を物理的に引き上げるため、施術当日から変化を感じる方が多い傾向があります。

リフトアップ効果を実感しやすい

コグ付きの糸が皮下組織をしっかりと引き上げるため、たるみやフェイスラインの改善を実感しやすいこともメリットのひとつです。また、糸の挿入によってコラーゲン生成が促進されることにより、徐々に肌のハリや弾力が向上し、エイジングケア効果にも期待することができます。

ダウンタイムが短く体への負担が少ない

スレッドリフトは切開系の美容施術に比べるとダウンタイムが短く、体への負担が少ないこともメリットです。一般的に術後のダウンタイム症状は1〜2週間程度で落ち着いていくため、日常生活への影響を抑えることができます。 

部分的なリフトアップ調整がしやすい

スレッドリフトは、たるみが気になる部位にピンポイントでアプローチすることができます。頬・フェイスライン・こめかみなど、改善したい部位に合わせて糸の挿入位置や本数を調整できるため、顔全体のバランスを整えながらリフトアップすることが可能です。

スレッドリフトのデメリット

スレッドリフトのデメリット

スレッドリフトには、多くのメリットがある一方でデメリットも存在します。

ここでは、スレッドリフトの施術を受ける前に確認しておきたいデメリットについて解説していきます。

半永久的な効果はない

スレッドリフトの効果は永続するものではなく、通常1〜3年程度で徐々に薄れていきます。なぜなら、体内で糸が溶けるにつれて引き上げる力が弱まっていくためです。そのため、効果を維持してくためには、定期的に施術を受ける必要があります。

施術後に一定期間の生活制限がある

スレッドリフトの施術後は、施術部位に負担をかけないように過ごすことが必要です。激しい運動や飲酒、長時間の入浴、サウナなどは血行を促進するため、腫れや内出血を最小限に抑えるためも控える必要があります。

仕上がりに左右差が生じやすい

糸の挿入位置や引き上げ具合により、仕上がりに左右差が生じることがあります。もともと、顔には少なからず左右差があることがほとんどであるため、スレッドリフトには経験豊富な医師による慎重な診断・施術が求められます。

まれに糸が皮膚から透けて見えることがある

皮下脂肪が少ない部位や皮膚の浅すぎる層への施術、適切ではない糸の種類の選択などが原因となり、糸が皮膚に透けて見えることがあります。まれな症状ではありますが、このような症状がみられる場合は、早急に医師に相談するようにしてください。

施術後に表情が不自然になりやすい

施術直後は引き上げた組織が安定していないため、表情が不自然に見えたり、皮膚がひきつれたような感覚が生じたりすることがあります。多くの場合、時間が経つにつれて落ち着いてきますが、引き上げすぎや糸の挿入位置が適切でない場合は不自然な印象が長引くこともあります。

スレッドリフトに向いている人

スレッドリフトに向いている人

ここからは、スレッドリフトに向いている人の特徴について紹介していきます。

軽度から中度のたるみを改善したい人

たるみが軽度から中度の段階であれば、スレッドリフトは効果を実感しやすい施術です。ほうれい線やフェイスラインのもたつきなど、エイジングサインが気になり始めた方に適しています。たるみが重度になると糸だけで十分に引き上げることが難しくなるため、症状が進行していない段階で施術を検討することをおすすめします。 

すぐに効果を得たい人

スレッドリフトは施術直後から引き上げ効果を実感できることが多いため、即効性を求める方に向いています。結婚式や大切なイベントに合わせてたるみを解消したい方、すっきりとした小顔に見せたい方にぴったりの施術といえます。 

ダウンタイムに時間を取れない人

切開をともなうフェイスリフトに比べてダウンタイムが短く、施術後の日常生活への影響が少ないため、ダウンタイムに時間を取れない方におすすめの施術でもあります。忙しい日々のなかでエイジングケアに取り組みたい方や、はじめて美容施術を受ける方にも受けやすい施術です。

リフトアップと美肌効果を両立したい人

スレッドリフトは、挿入した糸による刺激によりコラーゲンの生成が促されるため、リフトアップと同時に肌質の改善にも期待ができます。1回の施術でたるみの改善と肌質の向上を効率よく目指したい方におすすめの美容施術です。

スレッドリフトに向いていない人

スレッドリフトに向いていない人

スレッドリフトは幅広い方に適応となる施術ですが、場合によっては適応とならないケースもあります。

ここでは、スレッドリフトが向いていないケースについて解説していきます。

脂肪量が多くたるみが強い人

皮下脂肪が多い方やたるみが重度の方は、スレッドリフトで期待する効果を得ることは難しいでしょう。このような場合は、脂肪を物理的に除去できる脂肪吸引とスレッドリフトを組み合わせた施術や、余った皮膚を切除できる切開フェイスリフトがの適応となることがあります。

極端に皮膚が薄い人

皮膚が極端に薄い方は、糸が皮膚の表面に透けて見えたり、挿入部位に凹凸が生じたりするリスクが高くなります。また、糸が飛び出してしまう可能性も考えられるため、施術前のカウンセリングで医師に皮膚の状態を的確に診断してもらうことが大切です。

劇的なリフトアップ効果を期待する人

スレッドリフトには、切開フェイスリフトのような劇的なリフトアップ効果を期待することはできません。大幅なたるみの改善や若返りを求める場合、期待する効果が得られなかった感じることがあります。希望する仕上がりを医師に伝え、スレッドリフトで実現が可能かどうかを事前に確認することをおすすめします。 

施術後の注意事項を守れない人

スレッドリフトは、施術後の過ごし方が仕上がりに大きく影響します。そのため、医師からの注意事項を守れない方は、十分な効果が得られなかったり、腫れや糸のズレなどのトラブルが生じたりする可能性があります。 

スレッドリフトのダウンタイム

スレッドリフトのダウンタイム

スレッドリフトは比較的ダウンタイムが短い施術ですが、施術後にはいくつかの症状があらわれる可能性があります。

ここからは、スレッドリフトのダウンタイムの症状や回復期間の目安について解説していきます。

ダウンタイム中にあらわれやすい症状

はじめに、スレッドリフトのダウンタイム中にみられる症状について確認していきましょう。

腫れ・むくみ

施術後は、糸の挿入による刺激で腫れやむくみが生じやすくなります。特に、施術直後から翌日にかけては症状が出やすく、数日〜1週間程度で徐々に落ち着いてきます。長時間の入浴や激しい運動など、血行が良くなる行動は控えるようにしましょう。 

痛み

スレッドリフトの施術後は、挿入した糸によるつっぱり感や鈍痛を感じることがあります。痛みの程度には個人差がありますが、多くの場合は数日で和らいでいきます。痛みが強かったり長引いたりする場合は、クリニックに相談して鎮痛剤を処方してもらいましょう。 

内出血

糸の挿入時に針が皮下の毛細血管に触れることで、内出血が生じる場合があります。内出血は施術後1〜2週間程度で自然に吸収されていくことがほとんどです。多くの場合、コンシーラーなどでカバーすることが可能な程度なので、過度の心配は必要ありません。

症状が落ち着くまでの期間の目安

腫れやむくみは施術後1週間前後、内出血は1〜2週間程度で落ち着くことが多く、痛みやつっぱり感は数日から1週間程度で和らぐ場合がほとんどです。1か月程が経過すると、糸が皮膚組織になじみ、違和感や硬さも落ち着いてきます。 

ただし、症状の程度や回復のスピードには個人差があるため、目安を大きく超えて症状が続く場合はクリニックへ相談することをおすすめします。 

ダウンタイムを長引かせないための過ごし方

ダウンタイムを最小限に抑えるためには、施術後の過ごし方にも注意することが大切です。ここでは、スレッドリフトのダウンタイムの過ごし方について解説します。

患部を冷却して安静に過ごす

スレッドリフトの施術後は、患部を冷たいタオルや保冷剤で冷やすことで腫れやむくみを和らげる効果に期待ができます。施術当日はできるだけ安静に過ごし、外出や活動は避けましょう。特に、激しい運動や長時間の入浴はしばらく控えることが回復への近道です。

肌への圧迫や刺激を避ける

施術後の肌への圧迫や強い摩擦は、挿入した糸のズレや仕上がりへの影響につながる可能性があります。うつ伏せ寝や横向きで顔を枕に押し当てるような寝姿勢は避け、仰向けで休むよう心がけましょう。顔のマッサージは施術後一定期間控え、洗顔やメイク時に強い刺激を与えないようにすることも大切です。 

十分な睡眠と栄養を摂る

スレッドリフトの施術後の回復には、十分な睡眠と栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。睡眠中に分泌される成長ホルモンは肌の修復を助けるため、施術後はしっかりと休むことが必要です。ビタミンCやタンパク質など肌の回復に役立つ栄養素を意識して摂ることも、ダウンタイムの短縮につながります。

まとめ

スレッドリフトと糸リフトとの違い、効果やダウンタイムについて解説

この記事では、スレッドリフトと糸リフトとの違い、効果やダウンタイムなどについて解説してきました。ほとんどの場合、スレッドリフトと糸リフトは英語表記であるか日本語表記であるかが異なるだけで、どちらも糸を使って皮膚を引き上げる 美容施術のことを指します。

スレッドリフトはフェイスラインや頬のたるみを改善するとともにコラーゲンの生成も促すため、リフトアップと同時にハリのある若々しい肌を目指すことができます。  

ダウンタイムが短く日常生活への影響が少ない点も魅力ですが、施術の適応や術後の過ごし方については事前にカウンセリングでしっかり確認しておくことが大切です。たるみが軽度〜中度に適した施術であるため、重度のたるみや脂肪が多い方はほかの施術が適応となる場合があることも理解しておきましょう。

Z Clinicでは、たるみ取り・リフトアップ手術専門の美容クリニックとして、これまでに数多くのお客様のお悩みに対応してまいりました。スレッドリフト(糸リフト)はもちろん、カウンセリングでご要望をしっかりとお伺いし、お客様の理想に合わせた最適な施術をご提案しています。

スレッドリフトについては、脂肪吸入・脂肪注入を併用した「Z Platinum Lift」をおこなっております。当クリニック峯岸医師のInstagramでは、Z Platinum Liftの症例写真をご紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

>>Z Clinic 峯岸医師のInstagramはこちらから

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