50代から始めるまぶたのたるみ改善!原因や対策方法を解説
2025.02.20

50代になると、多くの人がまぶたのたるみや目元の印象の変化を感じるようになります。これまでと同じアイメイクの方法では映えなくなってしまったり、実年齢よりも老けて見えてしまったりすることで、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、50代のまぶたのたるみが気になる方に向けて、たるみの原因・自宅でできるケア・美容医療による改善方法など、詳しく解説していきます。
目元の若々しさを取り戻すために、ぜひ最後までご覧ください。
50代でまぶたのたるみが気になりやすい原因

50代になると、まぶたのたるみが生じる人が増えてきますが、おもな原因として、以下のようなことが考えられます。
- 加齢による皮膚の弾力低下
- 眼輪筋(がんりんきん)の衰え
- 紫外線によるダメージ
- ライフスタイルの影響
加齢による皮膚の弾力低下
50代になると、肌のハリや弾力を維持するために必要なコラーゲンやエラスチンの産生量が大きく減少していきます。たとえば、コラーゲンの産生量は20歳頃をピークに減少し、50代になると20代の70%にまで減少するといわれています。
コラーゲンやエラスチンが減少することでハリや皮膚の弾力が失われ、目の周りの薄い皮膚では耐えきれずにたるみが生じてしまいます。
眼輪筋(がんりんきん)の衰え
眼輪筋とは、目の周りを囲むように存在している筋肉のことです。目の開閉に関わっているほか、目元全体にハリを与える働きもあります。そのため、眼輪筋が衰えると、まぶたを引き上げる力が弱くなり、たるみが生じてしまうのです。
また、近年の研究では、眼輪筋の衰えが目の下のたるみも引き起こすことが分かっています。
紫外線によるダメージ
まぶたのたるみが生じる大きな原因のひとつが、紫外線によるダメージです。加齢にともなう皮膚変化の原因うち、80%が紫外線だといわれています。
紫外線は、皮膚のコラーゲンを破壊してまぶたのたるみを引き起こすため、浴びることのないようにケアすることが大切です。50代になると、これまでに蓄積されてきた紫外線ダメージが表に出やすくなり、まぶたのたるみが気になるようになります。
ライフスタイルの影響
現代社会の生活習慣もまぶたのたるみを引き起こす原因となっています。パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器の使用・不規則な睡眠・栄養バランスの偏りなどが目もとにも影響をもたらすのです。
特に、デジタル機器の影響は侮れません。パソコンやスマートフォンから発せられるブルーライトは、皮膚の損傷を引き起こし、老化を早める可能性があることが分かっています。
【自宅でできるセルフケア】50代のまぶたのたるみを改善する方法

50代のまぶたのたるみは、自宅でできるセルフケアで改善できることがあります。
アイクリームを使用したマッサージや眼輪筋を鍛えるエクササイズは、ぱっちりした目もとを取り戻すのに効果的です。
セルフケアは、日常的に継続しやすいことがいちばんのメリットです。
ここでは、マッサージとエクササイズの方法を紹介していきます。
アイクリームを使ってマッサージする
手軽にできるセルフケアのひとつが、アイクリームを使ったマッサージです。肌に潤いを与える効果があるアイクリームを使えば、目もとのハリをアップさせることができます。
レチノール配合のアイクリームはシワ改善効果にも期待できるため、より効果的なセルフケアが可能です。
まず、アイクリームを上下のまぶたに3か所ずつ、計6か所に置きます。そして、目頭から目尻へ引き上げるようにやさしくマッサージしましょう。まぶたの皮膚は薄くて繊細なので、力を入れすぎないことがポイントです。
眼輪筋を鍛えるエクササイズを行う
眼輪筋は筋肉であるため、加齢によって衰えてしまったとしてもエクササイズで筋力を取り戻せる可能性があります。エクササイズの方法はとても簡単です。
- 両手でピースサインをつくる
- 人差し指を目尻、中指を目頭に当てて軽く力を入れながらまぶたを持ち上げる
- 目線を下に向け、この状態を3秒間キープする
10回を1セットとし、1日3セットを目安におこないましょう。
【生活習慣の見直し】50代のまぶたのたるみを改善する方法

生活習慣を見直すことは、50代のまぶたのたるみを改善するための重要なポイントのひとつです。なかでも、適切な栄養摂取・質の良い睡眠・ストレス管理は、肌の健康維持に重要な役割をはたします。
ここでは、まぶたのたるみ改善のポイントとなる生活習慣について紹介していきます。
栄養バランスの良い食事を心がける
まぶたのたるみを改善するためには、肌の弾力を維持するために必要な栄養素を意識して摂取することが大切です。弾力の土台を作っているコラーゲンは、ビタミンCがないと生成されません。
そのため、コラーゲンの生成を促すビタミンCを積極的に摂取することをおすすめします。ビタミンCは以下の食べ物に多く含まれています。
食品名 | 100gあたりに含まれるビタミンCの量 |
---|---|
アセロラ | 1,700mg |
ケール | 1,100mg |
ブロッコリー | 140mg |
キウイフルーツ | 140mg |
レモン | 100mg |
質の良い睡眠をとる
十分な睡眠時間を確保して質の良い睡眠をとることで、50代のまぶたのたるみを改善しやすい状態がつくられます。睡眠中は肌の再生と修復がおこなわれる時間で、コラーゲンの生成も活発になります。
そのため、質の良い睡眠を意識することが大切です。睡眠の質を高めるためにも、以下のポイントを押さえて生活するようにしましょう。
- 日中に日光を浴びる
- 就寝の1~2時間前に入浴する
- 適度な運動を習慣化する
- 朝食をとる
- 夜食を食べない
- カフェインの摂取量は1日400mgを超えないようにする
(コーヒー700cc程度) - 寝る前にお酒を飲まない
- 喫煙しない
ストレスを溜め込まない
継続的にストレスを受ける生活をしていると、まぶたが下がってくる原因になると考えられています。まぶたを支えている筋肉は自律神経によって調整されており、ストレスを受けると自律神経の働きが乱れてまぶたにも影響を与える恐れがあるのです。
また、目の疲労が溜まると、目の動きに関与している筋肉や神経の働きが低下し、まぶたが下がる原因になることもあります。自分なりのストレス解消法を見つけ、溜め込まないように気をつけましょう。
ストレス解消の例は、以下のとおりです。
- ストレッチや軽い運動をおこなう
- 睡眠を十分にとる
- 規則正しい生活をする
- 趣味を楽しむ時間をつくる
【美容医療を活用】50代のまぶたのたるみを改善する方法

50代のまぶたのたるみをセルフケアだけで改善するのは簡単ではありません。
もちろん、セルフケアも大切ですが、より効果的に改善したいのであれば美容医療を活用するという選択肢もあります。
美容医療とは、美容を目的とした医療のことです。
病気になったら病院に行くのと同じように、老化が気になり始めたら美容クリニックで医師に相談するということが近頃では当たり前になってきました。
ここからは、美容医療でまぶたのたるみを改善する方法について、詳しく解説していきます。
ヒアルロン酸注射を受ける
ヒアルロン酸注射により、まぶたの弾力を回復させてたるみを改善することができます。注射するだけなので比較的負担が少ない治療法として知られており、ほとんどの美容クリニックでおこなわれている施術です。また、ヒアルロン酸は体内にもともと存在する成分のため、副作用が起こる心配もほとんどありません。
ヒアルロン酸を注射してまぶたにハリを与えることで、たるみも気になりづらくなるでしょう。特に、まぶたのくぼみが気になっている方におすすめの施術です。
ただし、ヒアルロン酸注射は徐々に体内で吸収されていくため、時間が経つと元の状態に戻っていきます。持続期間は約3~4か月とされており、効果を維持するためには繰り返し施術を受けることが必要です。
埋没法でまぶたを上げる
埋没法とは、皮膚を切らずにまぶたの形を整える治療法のことです。医療用の細い糸を使ってまぶたを留め、下がってこないようにします。二重整形の施術としておこなわれることが多い施術方法ですが、まぶたのたるみを改善する効果もあることが特徴です。
埋没法は、軽度のまぶたのたるみを改善するのに向いています。まぶたのたるみを取るのと同時に、一重から二重に整形することも可能です。
皮膚が伸びてまぶたのたるみが生じている方には、次に紹介する「眉下切開」の施術が向いているケースもあります。自分に合っている施術を受けるためにも、まずは医師に相談してみましょう。
眉下切開の手術を受ける
眉下切開(眉下リフト)とは、眉毛の下にある余剰な皮膚を除去する施術方法です。皮膚を切開しておこなわれますが、必要に応じて脂肪の除去も行えるため、まぶたが厚ぼったい方でもスッキリとした印象に仕上げることが可能です。
皮膚を切開するため傷跡が残るのではと不安になるかもしれませんが、眉下のラインに合わせて縫合するため、施術直後でも傷跡が眉毛に隠れるため大きく目立つことはありません。
Z Clinicでは、LVS切開式手術による眉下切開(眉下リフト)をおこなっています。LVSとは「Least Visible Scar(もっとも目立たない傷)」の略称で、細部にまで配慮したていねいな施術おこなうことで、メイクなしでも目立ちにくい傷に仕上げることを目指しています。50代に限らず幅広い年代の方に対応しておりますので、まぶたのたるみにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
>>Z Clinicの「LVS切開式眉下切開(眉下リフト)」について詳しくはこちらから
前額リフトの手術を受ける
前額(ぜんがく)リフトとは、髪の毛の生えぎわや頭皮を切開し、余剰な皮膚を取り除いて縫合する施術です。額からぎゅっと皮膚を上に持ち上げるため、まぶたのたるみだけではなく、おでこや目尻のシワ、鼻根のシワを改善する効果もあります。
一度の施術で複数の悩みを解決できるため、まぶたのたるみ以外にも気になる部位がある方に人気です。シワやたるみの施術にはヒアルロン酸を注射する方法もありますが、効果は3~4カ月ほどしか続きません。しかし、前額リフトであれば半永久的に効果が持続します。
Z Clinicでは眉下切開と同様に、LVS切開式手術による前額リフトの施術を提供しております。
>>Z Clinicの「LVS切開式前額リフト」について詳しくはこちらから
眼瞼下垂の治療を受ける
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、瞳を隠すようにまぶたが下がってくる疾患のことです。まぶたが下がる影響で視野が狭くなったり、外見に影響があらわれたりします。眼瞼下垂の原因は、まぶたを上げる筋肉の力の低下や、コンタクトレンズの長期装用です。
眼瞼下垂は手術によって改善することができ、その手術には健康保険が適用されます。まぶたのたるみが気になる方は、眼科を受診して相談してみるとよいでしょう。
50代のまぶたのたるみをメイクで隠すテクニック

50代のまぶたのたるみを今すぐ目立たなくしたいという方には、メイクを使ってたるみを隠す方法もおすすめです。メイクテクニックを活用することで、目元の印象をすぐに変えることができます。
アイシャドウやアイラインで引き締め効果を出す
まぶたのたるみが気になる方は、アイラインを使って引き締め効果を出しましょう。目のラインを黒色で際立たせることで、メリハリが出てまぶたのたるみが気になりづらくなります。目頭から目尻までしっかりとラインを引くことがポイントです。
アイシャドウを使うのもよいでしょう。ベースカラーでまぶたのくすみを飛ばし、明るめの色をまぶたに重ねて左右に広げてください。ハイライトのカラーを下まぶたの中央と目尻のくぼみに入れると、目元がはっきりとします。
コンシーラーでたるみを目立たなくする
肌の色よりもやや明るい色のコンシーラーをまぶたにのせ、指で馴染ませましょう。これだけで目の周りが明るくなり、まぶたのたるみが気になりづらくなります。
日常的にできるまぶたのたるみを予防する方法

50代のまぶたのたるみを予防するためには、日常的な習慣の見直しをすることが重要です。特に重要なポイントは、以下の3つです。
- 紫外線対策を徹底する
- スマートフォンやパソコンを長時間使うのを避ける
- 正しい姿勢で過ごすように心がける
それぞれのポイントについて、詳しく説明していきます。
紫外線対策を徹底する
紫外線は、まぶたの皮膚のコラーゲンを破壊し、たるみを加速させるおもな原因となります。外出時は日焼け止めをしっかり塗り、サングラスを装着しましょう。帽子をかぶったり日傘を使ったりするのも効果的です。
スマートフォンやパソコンを長時間使うのを避ける
スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を長時間使うと、目の疲れを引き起こし、まぶたの筋肉に負担をかけてしまいます。しかし、デジタル機器をまったく使わずに生活するのは難しいでしょう。
デジタル機器を使用する時間、しない時間をきちんと分けたり、何かをしながらスマートフォンを眺める時間を減らしたりするとまぶたへの影響を最小限にできます。
正しい姿勢で過ごすように心がける
前かがみの姿勢は顔が下を向いた状態になるため、まぶたのたるみを促進させる原因となります。デスクワーク時は背筋を伸ばして座り、目の高さに画面を合わせましょう。
スマートフォンを使うときは、画面から30cm以上離して使用するようにしてください。
まぶたのたるみが気になる50代の方は「Z Clinic」へ

50代でまぶたのたるみにお悩みの方は、お気軽に「Z Clinic」へご相談ください。
Z Clinicは、切開手術によるたるみ取りとリフトアップを得意としている美容クリニックです。
確かな技術力でていねいな施術をおこなうことはもちろん、一人ひとりのお悩みに合わせて徹底したシミュレーションをおこない、少しでもお客様の不安を取り除くことを大切にしています。
眉下切開でまぶたをスッキリ
Z Clinicでは、LVS切開式手術による眉下切開(眉下リフト)をおこなっています。眉下切開は上まぶたのたるみを取り除くのに適している施術です。眉下の余剰な皮膚を取り除き、ていねいに縫合します。
術後、ダウンタイムを過ぎると傷跡はほとんどわからなくなりますが、より美しい仕上がりを求めていらっしゃる方には、リジェネラ傷跡治療やPRP傷跡治療も提供しています。
まぶたのたるみは、老けて見えやすくなる大きな原因です。眉下切開の施術を受けることで、スッキリとした若々しい目元を取り戻すことができます。
術中はもちろん術後の痛みも最小限
Z Clinicでは、術中だけではなく術後の痛みにも配慮しています。
手術は「静脈麻酔」により完全無意識下でおこなうことができます。恐怖や痛みを覚えることも一切ないため、安心して施術を受けていただけます。
また、「エクスパレル(長時間作用型局所麻酔)」も提供しています。エクスパレルとは、術後の痛みを緩和するための麻酔のことです。施術後3日ほどは、どうしても痛みを感じることがあります。エクスパレルを施術後におこなうことで、約72日間にわたって痛みの緩和が可能になります。
まとめ

まぶたにたるみが生じると、どうしても実年齢よりも老けて見えがちになりますが、「もう50代だから」と諦める必要はありません。
セルフケアや生活習慣の見直しによって改善できる可能性があります。ただし、確実にまぶたのたるみを治したいという場合は、美容医療の施術を受けることによって、より効率的に改善することができるでしょう。
Z Clinicは、たるみ取り・リフトアップ専門の美容クリニックとして、お客様一人ひとりにもっとも適した施術を提案しております。たるみにお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。