おすすめの小顔治療・小顔整形とは?フェイスライン改善について解説

2025.08.15

おすすめの小顔治療・小顔整形とは?フェイスライン改善について解説

シャープなフェイスラインのすっきりとした小顔は、若々しい印象を与えるだけではなく、全身のバランスも美しく見せてくれます。そのため、顔が大きく見えることがコンプレックスで、自分に合った小顔治療にトライしてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、顔が大きく見える原因やおすすめの小顔治療について詳しく解説していきます。それぞれの治療の特徴や費用の相場もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

理想的なフェイスラインとは?

理想のフェイスラインとは?

理想的なフェイスラインは、すっきりと引き締まった卵形の輪郭といわれています。卵形の輪郭は、顔のパーツ配置が美しく見えるだけではなく、上品で若々しい印象を与えます。

また、顔の美しさを測る基準のひとつに「黄金比」があります。これは、多くの人が美しいと感じる顔のバランスをあらわす指標となるもので、顔の縦の長さにおいて、額の生え際から眉・眉から鼻柱の下端・鼻柱の下端から顎先までの長さが「1:1:1」であることが理想とされています。

顔が大きく見える5つの原因

顔が大きく見える5つの原因

顔が大きく見えるおもな原因として、以下の5つが挙げられます。

  • 頬のたるみ
  • 脂肪の蓄積
  • 顔のむくみ
  • エラの張り
  • 生まれつきの骨格

ここでは、それぞれの原因について詳しく解説していきます。

頬のたるみ

年齢を重ねるとともに、肌のハリを支える表情筋が衰えてきます。その結果、脂肪を支えきれず、重力で頬が垂れ下がることにより「たるみ」が生じます。

また、紫外線を長期間浴びている方も要注意です。紫外線により、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなどの弾力線維が破壊され、肌のハリが失われてしまいます。アウトドアやスポーツを日常的に楽しむ方は、紫外線によって頬のたるみが目立ちやすくなる傾向があるため、日焼け対策を徹底しましょう。

脂肪の蓄積

脂肪の蓄積も顔が大きく見える一因です。頬や顎下に脂肪が多くつくと、フェイスラインがぼやけてふっくらとした印象を与えます。体重が増加すると全身に脂肪がつきますが、顔はとくに変化があらわれやすい部位です。

さらに、顎まわりに蓄積した脂肪は二重顎の原因となります。二重顎になると、正面だけではなく横顔のシルエットにも影響を及ぼします。

顔のむくみ

体内に余分な水分がたまるとむくみが生じ、顔全体が張ったように見えてしまいます。ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ、冷え性や運動不足、塩分やアルコールの過剰摂取による血行不良などがおもな原因です。

一時的なむくみであれば時間とともに解消されますが、慢性化すると常に顔が大きく見えてしまいます。日常生活の見直しで改善できる場合も多いため、生活習慣のコントロールが重要です。

エラの張り

エラが張っていると、顔全体がベース型やひし形に見えやすくなります。

エラが張る原因として挙げられるのが、ものを噛むときに使う咬筋(こうきん)の発達です。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方、硬いものをよく食べる方は咬筋が必要以上に発達し、エラの張りが目立つようになります。

筋肉の発達によるエラの張りはセルフケアだけでの改善が難しいため、ボトックス注射などの美容医療による小顔治療がおすすめです。

生まれつきの骨格

顔が大きく見えることには、以下のような生まれつきの骨格が関係している場合もあります。

  • 骨格ががっちりしている
  • 頬骨が高い
  • 顎が小さい

たとえば、頬骨が高い位置で横に張り出していると、横幅が広く見えて顔全体が大きな印象になってしまいます。また、生まれつきエラが張っている場合もがっしりとした印象を与えます。

生まれつきの骨格が原因で顔が大きく見えている場合、セルフケアでの改善には限界があるため、小顔を目指すには美容医療が第一の選択肢となるでしょう。

おすすめの小顔治療を紹介

おすすめの小顔治療を紹介

悩みの原因に応じて、さまざまなアプローチ方法の小顔治療があります。ここでは、おすすめの小顔治療をご紹介します。

医療HIFU(ハイフ)

医療HIFU(ハイフ)は、高密度の超音波エネルギーを皮膚の深層部にピンポイントで照射する治療法です。たるみの根本原因であるSMAS(スマス)筋膜に直接アプローチし、熱エネルギーでタンパク質を収縮させて肌を内側から引き締めます。

メスを使わずにリフトアップ効果が期待できるため、切る治療に抵抗がある方にも人気の小顔治療です。また、コラーゲン生成を促す作用もあるため、肌のハリや弾力アップにも期待できます。ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐにメイクできる手軽さも魅力です。

施術方法高密度の超音波を気になる部位に照射する
施術時間30分~1時間ほど
ダウンタイムほとんどなし(数時間程度の赤みやむくみ)
メリット●傷跡が残らない
●肌表面へのダメージが少ない
●ダウンタイムが短い
デメリット●一時的な赤みや熱感が生じることがある
●効果のあらわれ方に個人差がある
切開なし

ボトックス注射

ボトックス注射は、エラの筋肉(咬筋)が発達していることで顔が大きく見える場合に効果的な小顔治療です。

ボツリヌス菌から抽出した成分で作られた製剤を、発達した咬筋に注入します。筋肉の働きが一時的に緩和されるためボリュームが減少し、エラの張りが解消されます。

施術時間が10分程度と短くダウンタイムもほとんどないため、忙しい方でも気軽に受けやすいのが特徴です。ただし、一般的な効果の持続期間は3~6か月と比較的短いため、定期的な施術が必要です。

施術方法ボツリヌストキシン製剤をエラの筋肉(咬筋)に注射する
施術時間10~15分ほど
ダウンタイムほとんどなし(まれに内出血や腫れ)
メリット●リスクが低い
●施術時間が短い
●ダウンタイムがほとんどない
デメリット●効果を維持するためには定期的なメンテナンスが必要
●ほうれい線がより深くなるおそれがある
切開なし

脂肪吸引

脂肪吸引はカニューレと呼ばれる細い吸引管で、頬や顎下など気になる部分の皮下脂肪を取り除く小顔治療です。

脂肪細胞そのものを減らすため、一度の施術でもリバウンドのリスクが低く、半永久的な効果が期待できます。

顔の脂肪吸引には、頬骨上の脂肪(メーラーファット)・口角横の脂肪(ジョールファット)・頬の深い部分にある脂肪(バッカルファット)の除去など、悩みに応じてさまざまなアプローチがあります。

施術方法口の内側や耳の後ろなどを小さく切開し、カニューレを挿入して皮下脂肪を吸引する
施術時間30分~1時間ほど
ダウンタイム腫れや内出血が数日~数週間
メリット●リバウンドしにくい
●たるみを予防できる
デメリット●ダウンタイムが比較的長い
●医師の技術力によって仕上がりが左右される
切開あり

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、脂肪を溶かす作用のある薬剤を皮下脂肪に注入して部分痩せを目指す小顔治療です。脂肪吸引のように物理的に脂肪を取り除くわけではないため、体への負担が少なくダウンタイムも短いのが特徴です。

一度の施術で劇的な変化があらわれるわけではなく、複数回の治療で徐々に効果を実感できます。自然な仕上がりにしたい方や、切る治療には抵抗がある方におすすめです。

施術方法脂肪を溶解する薬剤を皮下脂肪層に直接注入する
施術時間10分ほど
ダウンタイム腫れや内出血が数日~1週間
メリット●特定の部位のボリュームを減らせる
●リバウンドしにくい
デメリット効果を実感するまでに複数回の治療が必要な場合がある
切開なし

糸(スレッド)リフト

糸(スレッド)リフトは、コグ(トゲ)付きの特殊な医療用の糸を皮下に挿入し、たるんだ皮膚や脂肪を引き上げる小顔治療です。施術直後からリフトアップ効果を実感できる即効性の高さが大きな魅力です。

また、顔のたるみを引き上げるだけではなく、挿入した糸が周辺の組織を刺激することでコラーゲンやエラスチンの生成を促進する効果にも期待できます。

施術方法コグ(トゲ)付きの糸を皮下に挿入し、たるみを引き上げる
施術時間1時間ほど
ダウンタイムむくみや引きつれ感が1週間ほど
メリット●即効性が高い
●たるみの予防効果も期待できる
●ダウンタイムが短い
●美肌効果にも期待できる
デメリット●効果の持続時間が短い
(一般的に使用される溶ける糸で半年~1年ほど)
●重度のたるみには効果が得られない場合がある
切開なし

糸リフトについては、以下の記事で詳しく解説しています。ご興味のある方、ぜひご覧ください。

糸リフト(スレッドリフト)とは?効果やダウンタイムなど徹底解説

フェイスリフト(切開リフト)

フェイスリフトは、こめかみや耳のうしろなど目立たない部分の皮膚を切開し、余分な皮膚を切除する小顔治療です。重度のたるみやシワにも適応となる治療法で、効果が半永久的に続くことが特徴です。

ただし、フェイスリフトの施術には高い技術が求められるため、医師やクリニック選びが重要になります。

施術方法皮膚を切開し余分な皮膚を切除する
施術時間2~7時間ほど(切開する範囲やクリニックにより異なる)
ダウンタイム腫れやむくみが1~2週間ほど
メリット●半永久的な効果が期待できる
●重度のたるみも改善できる
デメリットダウンタイムが長い
切開あり

Z Clinicでは、「LVS切開式フルフェイス(ネック)リフト」を提供しています。「LVS」はLeast Visible Scar=もっとも目立たない傷という意味で、ノーメイクでもバレにくい傷跡を目指しています。

LVS切開式フルフェイスネックリフトを受けた50代女性の症例写真

画像引用:Z Clinic公式インスタグラム

こちらの画像は、当クリニックでLVS切開式フルフェイスネックリフトを受けられた50代女性の症例写真です。脂肪吸引とバッカルファット除去をあわせておこなっており、劇的に小顔の印象へと変化しているのがおわかりになると思います。また、1年後には傷跡がほぼ見えない仕上がりになっています。

フェイスリフトについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので、ぜひ一度ご覧ください。

切開フェイスリフトについて | 費用やダウンタイムなど徹底解説

小顔治療の費用相場

小顔治療の費用相場

小顔治療にかかる費用は、治療法・クリニック・施術範囲によっても異なります。前項でご紹介した小顔治療の費用の相場は、以下のとおりです。

医療HIFU(ハイフ)4~50万円/1回
ボトックス注射(エラ)1万8千~4万円
脂肪吸引3〜8万円
脂肪溶解注射2~6万円
糸(スレッド)リフト1~6万円/1本
フェイスリフト(切開リフト)70~250万円

以上の金額は、あくまでも目安です。小顔治療を受ける際は、かかる費用の総額や内訳を必ず確認するようにしましょう。

後悔しない小顔治療の選び方

後悔しない小顔治療の選び方

ここからは、後悔しない小顔治療の選び方についてご紹介していきます。

切らない治療と切る治療の違いを知る

小顔治療は「切らない治療」と「切る治療」に分けられます。それぞれのメリットとデメリットを理解し、ライフスタイルや希望に合った治療を選びましょう。

「切らない小顔治療」は医療HIFU・注射・糸(スレッド)リフトなどで、ダウンタイムが短いかほとんどないことがメリットです。長期休暇を取る必要がなく、施術後すぐにメイクできるなど日常生活への影響を抑えることができます。

ただし、効果の持続期間は短く、理想の状態を維持するためには定期的な施術が必要となる場合があります。

一方で、フェイスリフトのような「切る小顔治療」は効果の持続期間が長く、悩みを根本から改善できることが魅力です。

しかし、メスでの切開をともなうためダウンタイムは長く、術後の腫れや内出血が落ち着くまでには一定の期間を要します。

顔の悩みや原因に合った治療を選ぶ

満足のいく小顔治療を受けるには、顔が大きく見える原因を把握して悩みに合った治療を選ぶことが重要です。おもな顔の悩みと、おすすめの小顔治療は以下のとおりです。

顔の悩みおすすめの小顔治療
頬やあご下の脂肪が気になる脂肪吸引・脂肪溶解注射・医療HIFU
エラの張りが気になるボトックス注射・糸リフト
顔全体のたるみが気になる医療HIFU・糸リフト・フェイスリフト・ボトックス注射

また、顔が大きい原因は複合的に関係している場合も多いため、自己判断せずにカウンセリングで医師に相談しましょう。

信頼できる医師のカウンセリングを受ける

小顔治療は、医師の技術力や経験によって仕上がりが大きく左右されます。そのため、クリニックを選ぶ際は、価格や知名度だけではなく、医師の実績や症例数をしっかりと確認するようにしましょう。

カウンセリングでは悩みや理想のフェイスラインを伝え、医師からメリットだけでなく、リスクやダウンタイムについても説明してもらうことが重要です。

小顔治療についてよくある質問

小顔治療についてよくある質問

最後に、小顔治療についてよくある質問にお答えしていきます。

本気で顔を小さくしたい人におすすめの美容医療は?

本気で顔を小さくしたい場合、原因に応じた根本的な治療がおすすめです。

たとえば、顔の脂肪が原因であれば脂肪吸引、たるみが原因であればフェイスリフト、エラの筋肉が原因であればボトックス注射がおすすめです。

小顔治療にはダウンタイムやリスクもあるため、施術方法を決める際にはカウンセリングで医師に十分に相談しましょう。

小顔治療は永久に効果が続く?

施術を受けた後もエイジング(老化)は進んでいくため、小顔治療の効果が永久に続くと言い切ることはできませんが、半永久的に維持できる美容医療はあります。

脂肪そのものを取り除く脂肪吸引やフェイスリフトなどが代表的な施術です。

一方、ボトックス注射・糸リフト・医療HIFUなどは、効果が数か月から1~2年程度とされており、効果を維持するには定期的な施術が必要です。

面長な人におすすめの小顔治療は?

面長に見える原因によっておすすめの小顔治療は異なります。

たとえば、頬がこけて面長に見える場合には、ヒアルロン酸注入や脂肪注入で丸みをもたせることで顔の重心が高くなり、若々しい印象になります。

また、顎先が長く見える場合は、ヒアルロン酸を注入してラインを整えると全体のバランスが改善されます。さらに、たるみによって面長感が強調されている方は、医療HIFUや糸リフトでフェイスラインを引き上げることですっきりとした小顔効果に期待できます。

まとめ

自分の顔の状態を理解し、原因に合った小顔治療を選ぶことが重要です。

顔が大きく見える原因は、たるみ・脂肪・むくみ・筋肉・骨格などさまざまです。理想のフェイスラインを手に入れるためには自分の顔の状態を理解し、原因に合った小顔治療を選ぶことが重要です。

小顔治療には、大きく分けて「切る治療」と「切らない治療」の2種類があります。どちらもメリット・デメリットがあり、効果の大きさやダウンタイム、必要な費用が大きく異なります。

どれくらいの変化が欲しいのか、予算はいくらか、今すぐ手術を受ける必要があるのかなど自身の希望を整理しながら、依頼するクリニック・医師についてもよく検討しましょう。

フェイスリフト・切開リフトによる小顔治療をご検討の方は、Z Clinicへご相談ください。

数千件の執刀実績をもつ代表の江連医師が、カウンセリングから治療まで一貫して対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

Z Clinicの「LVS切開式フェイス(ネック)リフト」について詳しくはこちらから

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