60代のための顔の脂肪注入|効果や注意点など徹底解説
2026.06.12
年齢を重ねるとともに、「頬がこけて老けて見えるようになった」「目が落ちくぼんできた」と感じる方は多くいらっしゃいます。特に60代になると、皮膚のたるみだけではなく、脂肪や骨のボリュームが減少することで顔全体の印象が大きく変化してきます。
このようなエイジングの症状を解消する方法として注目されているのが、顔の脂肪注入です。脂肪注入とは、自分の脂肪を使用して顔のボリュームを補う美容施術で、自然な若返り効果に期待できます。
本記事では、顔の脂肪注入に期待できる効果や注意点、クリニック選びのポイントまで詳しく解説していきます。60代を迎えて顔のエイジングサインにお悩みの方や、脂肪注入をはじめとした美容施術を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。
60代の顔にあらわれるエイジング症状

60代になると、顔の印象を変えるさまざまなエイジング症状があらわれやすくなります。
たとえば、加齢にともないコラーゲンやエラスチンが減少すると、皮膚のハリが失われてたるみが生じやすくなります。また、皮下脂肪が減少したり骨格がわずかに変化したりすることで立体感が失われ、顔に影ができやすくなるのも特徴です。
60代のおもなエイジング症状には、以下のようなものが挙げられます。
- 頬のボリューム減少やこけ
- 深く刻まれたほうれい線
- ゴルゴライン(目の下の溝)
- こめかみのくぼみ
- マリオネットライン
- フェイスラインのゆるみ
このような変化は、顔がやつれて見えたり、疲れているような印象を与えたりすることがあります。そのため、近年の美容医療では「たるみ」「シワ」を改善するだけではなく、顔のボリュームを補うことで若々しい印象を目指す脂肪注入が選択肢として注目されているのです。
顔の脂肪注入とは?

顔の脂肪注入とは、自分の体から採取した脂肪を精製し、顔の気になる部位に注入する美容施術です。脂肪はおもに下腹部や太もも・二の腕などから採取され、不純物を取り除いてから顔へ注入されます。
自分の脂肪を使用するためアレルギーのリスクが低く、組織として自然に馴染みやすいことが大きな特徴です。また、一度定着した脂肪は長期間にわたって残るため、持続性の高い美容施術としても注目されています。
また、採取した脂肪の精製方法も進化を続けており、現在おもに用いられている方法としては、コンデンスリッチファットやナノファットなどがあります。
コンデンスリッチファット
採取した脂肪から血液や水分・不純物などを取り除き、健康な脂肪細胞だけ抽出して濃縮する技術です。純度の高い脂肪を注入できるため、定着率の向上に期待ができるとされています。頬やこめかみなど、ボリュームを出したい部位に使用される精製方法です。
ナノファット
コンデンスリッチファットをさらに細かく加工し、粒子を微細化する精製方法です。目の下の小ジワなど繊細な部位に適応となることが多く、脂肪由来の再生細胞(幹細胞)が豊富に含まれていることから、肌質の改善にも期待できます。
さらに脂肪注入では、足りないボリュームを補うだけではなく、顔全体のバランスを整えることができます。適切な部位に脂肪を注入することで、顔の立体感も改善されて自然な若返りを目指すことができるでしょう。
60代の顔の脂肪注入で人気の部位
60代の方が顔の脂肪注入を受けられる際、ご希望が多いのは以下の部位です。
- ほうれい線
- ゴルゴライン
- 頬のこけ
- こめかみ
- 目の下
- フェイスライン周辺
これらの部位は脂肪が減少しやすいため、ボリュームを補うことで顔の印象が大きく改善するケースが多くみられます。
60代で顔の脂肪注入が向いている人
60代で顔の脂肪注入が向いているのは、おもに以下のようなお悩みのある方です。
- 頬がこけて疲れて見える
- 顔にふっくらとした立体感を取り戻したい
- 自然な若返りを希望している
- 長期的な効果を期待している
- 異物を体内に入れることに抵抗がある
- ヒアルロン酸による施術に限界を感じている
ただし、たるみが強いケースでは、脂肪注入だけでは十分な効果が得られないことがあります。そのような場合は、ほかの美容施術(糸リフト・切開リフトなど)との併用により改善を目指すことが可能です。
60代で顔の脂肪注入をおこなうメリット

ここからは、60代で顔の脂肪注入をおこなうメリットについて紹介していきます。
自然な若返りが可能
脂肪注入のメリットとしていちばんに挙げられるのが、自然な若返り効果です。
加齢によって失われたボリュームを補うことで、顔の影が目立ちにくくなり若々しい印象へと近づきます。また、脂肪は自分の組織の一部として定着するため、触感もより自然に仕上がる傾向があります。
このように、顔の脂肪注入は見た目に急激な変化をともなわないため、「周囲の人にバレたくない」という方にもおすすめの美容施術です。
効果の持続期間が長い
脂肪注入で一度定着した脂肪は、半永久的に組織として体内に残るとされています。脂肪の定着率には個人差がありますが、効果の持続期間が長いことも大きな特徴です。
また、ヒアルロン酸注入の持続期間は長くても2年程度で、効果を維持するには繰り返し施術を受けなければなりません。一方、脂肪注入は定期的なメンテナンスの必要がないため、長い目でみればコストパフォーマンスのよい施術であるともいえるでしょう。
肌質の改善にも期待できる
脂肪には、肌の再生を促す幹細胞が含まれているとされています。
そのため、顔への脂肪注入をおこなうことにより、肌のキメ・ハリの回復や小ジワの解消など、肌質の改善にも期待ができるでしょう。効果のあらわれ方には個人差がありますが、肌質が向上することで、より若返った印象を得られる可能性があります。
60代で顔の脂肪注入を受ける際の注意点

60代の顔の脂肪注入には多くのメリットがある一方、いくつかの注意点もあります。
ここでは、顔の脂肪注入を受ける際の注意点について解説していきます。
脂肪の定着率に個人差がある
注入した脂肪はすべてが定着するわけではなく、一部は体内に吸収されていきます。
一般的には、定着率は50〜70%程度だといわれています。
顔の脂肪注入では、この定着率を考慮して医師が注入量を決めていきます。ただし、定着率には個人差があるため、理想とする仕上がりにならないという可能性もあります。
たるみが強い場合は併用治療が必要
60代になると、皮膚のたるみも徐々に強くなっていきます。そのような場合、脂肪注入でボリュームを補うだけでは改善が難しいため、糸リフト・切開リフトなど、ほかの施術を併用することが検討されます。
しこり・石灰化などのリスクがある
注入した脂肪の量が過剰であったり、適切な層に注入されなかったりした場合には、しこりや石灰化が起こる可能性があります。これは、注入した脂肪の一部が血流不足などの原因で生着せず、組織が壊死することで生じるとされています。一度の施術で大きな効果を得ようと注入量を増やすと、リスクも大きくなることを理解しておきましょう。
ダウンタイムが生じる
脂肪注入では、脂肪を採取する部位と注入する部位の両方にダウンタイムが生じます。
おもな症状として、腫れ・内出血・むくみなどが挙げられますが、多くの場合、1~2週間程度で徐々に落ち着いていきます。
60代にはどちらが良い?ヒアルロン酸との違い

顔のエイジング症状を改善する施術としてよく比較されるのが、脂肪注入とヒアルロン酸注入です。
ヒアルロン酸は施術時間が短くダウンタイムも少ないため、手軽に受けられる点が大きなメリットです。ただし、注入したヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくため、効果の持続期間は半年から長くても2年とされています。また、人によってはアレルギー反応を起こす恐れがあるため、施術前にパッチテストを受けるなど注意が必要です。
一方で脂肪注入の場合、定着した脂肪は半永久的に残るため長期的な効果に期待ができます。自分の脂肪を使用するためアレルギー反応のリスクも低く、見た目や触感など、仕上がりが自然なことも特徴です。ただし、脂肪の採取部位と注入部位それぞれに1~2週間程度のダウンタイムが生じます。
60代の方にどちらの治療が適しているかは、希望する仕上がりやライフスタイルによっても異なってきます。医師と相談しながら検討し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
顔の脂肪注入で失敗しないクリニック選びのポイント

顔の脂肪注入は、医師の技術によって仕上がりが大きく左右される美容施術です。そのため、施術を受ける際には慎重にクリニック・医師を選ぶことが重要です。
ここでは、顔の脂肪注入で失敗しないクリニック選びのポイントを紹介していきます。
顔の脂肪注入の症例数が豊富な医師
顔の脂肪注入では、注入する部位や定着率を考慮した注入量の見極めなど、医師の経験が大きく必要とされます。また同様に、適切な層に少量ずつ脂肪を注入していく繊細な技術も求められます。クリニックや医師を選ぶ際は、公式ホームページやSNSなどを活用して、医師のプロフィールや得意とする施術・症例数などを確認しましょう。また、症例写真を見て仕上がりをチェックすることもおすすめします。
ていねいなカウンセリングと情報提供
カウンセリングで希望をしっかりヒアリングしたうえで、もっとも適切な施術を提案してくれるかどうかも重要なポイントです。信頼できるクリニックであれば、顔の脂肪注入のメリットだけではなく、リスクについてもていねいに説明してくれるはずです。納得できるまで疑問に答え不安に寄り添ってくれる医師であれば、安心して施術を受けることができるでしょう。
アフターフォローの有無
施術後の経過観察や相談窓口の有無など、アフターフォロー体制が整っているかも確認しておきましょう。顔の脂肪注入は、術後の経過によって仕上がりが変化することもあるため、万が一のときにすぐ相談できる環境があると安心です。
明確な料金体系
料金体系が分かりやすいクリニックを選ぶことも大切です。特に、脂肪注入は施術内容や注入部位によって費用が変わる場合があります。また、クリニックによっては麻酔代などがオプション料金として設定されているため、カウンセリングの際に費用の詳細を必ず確認しましょう。
60代の顔の脂肪注入ならZ Clinicへ

Z Clinicは、たるみ取り・リフトアップ手術専門の美容クリニックとして、ミドル・シニア世代のたるみの根本的治療や切開系リフトアップだけで多数の施術をおこなってきました。同様に、脂肪注入術(自己脂肪採取+移植術およびナノファット)も手掛けており、60代のお客様にも多数ご来院いただいています。
当院の脂肪注入術の特徴は、「マフトガン」という精密脂肪注入機器を使用した施術です。シリンジで手打ちするよりも少量の脂肪をより正確に注入することができ、より繊細なデザインへの対応が可能になりました。また、施術後の痛みが心配というお客様には「エクスパレル(長時間作用型局所麻酔)」を使用することにより、ダウンタイムを少しでも快適に過ごしていただけるようサポートしております。
60代で顔のエイジング症状にお悩みの方や、脂肪注入を検討しているという方は、お気軽にZ Clinicまでご相談ください。
>>Z Clinicの脂肪注入術(自己脂肪採取+移植術)について詳しくはこちらから
60代の顔の脂肪注入についてよくある質問

最後に、60代の顔の脂肪注入についてよくある質問にお答えしていきます。
脂肪注入で後悔したらどうすればよい?
仕上がりに違和感がある場合は、早めに施術を受けたクリニックに相談しましょう。状態によっては修正治療が可能なケースもあります。しかし、修正は難易度が高くなることもあるため、最初のクリニック選びを慎重におこなうことが大切です。
60代での顔の脂肪注入は1回で完成する?
脂肪の定着率には個人差があるため、1回で理想的な仕上がりになる方もいれば、追加注入が必要になる場合もあります。定着率は年齢が上がるにつれて下がってくるともいわれているため、60代への施術症例が豊富なクリニックを選ぶとよいでしょう。
顔への脂肪注入で定着しづらいのはどのような人?
喫煙習慣がある方や代謝が悪い方、脂肪の少ない痩せ型の方は定着率が低くなる傾向があります。また、口元やほうれい線の周りなど、動きの多い部位はやや定着率が落ちるとされています。
まとめ

60代になると、脂肪の減少や骨格の変化などの原因により、頬のこけ・眼窩のくぼみ・ほうれい線などのエイジング症状が目立つようになってきます。顔の脂肪注入は、このような症状を改善し、若返りを目指すことができる美容施術のひとつです。
顔の脂肪注入には、自然な仕上がりや長期的な効果、肌質改善などが期待できますが、施術にはリスクやダウンタイムをともないます。また、仕上がりが医師の経験・技術に大きく左右されるため、慎重にクリニックや医師を選ぶことが重要です。
現代の日本では、60代は「まだまだ若い」といわれる世代です。自然な若々しさを取り戻したいとお考えの方は、ぜひお気軽にZ Clinicまでお問い合わせください。